MLBの大谷翔平選手の専属通訳が起こした事件の行方が連日のように報道されて、その都度「ギャンブル依存症」の怖さを再認識させられているところです。
「ギャンブル依存症」への耐性を個々人がどう備えていくかが今後の大きなテーマになっていくと思いますが、それより何よりも、ワタクシが日頃から危惧しているテーマがございます。それは「日本人のゲーム依存症」であります。
ワタクシは、朝の通勤時、バスや電車に座って通勤できるように、かなり朝早く家を出ています。かつては、そうやって座って通勤する日本のサラリーマン・サラリーウーマンたちは決まって、日経新聞を細長くたたみながら読んでいました。朝の通勤時間を活用して、その日必要な情報を頭に叩き込むのが当然のスタイルでありました。
それが今はどうか?
もちろん、今は紙の新聞紙を広げている人間を見ることはありません。日経新聞の電子版を活用しているケースが殆どなので、大きめの携帯電話あるいは i-pad で読むスタイルが定着しているのだと思っていたら、大間違い! なんと、
電車内バス内で携帯電話を虎視しているサラリーマン・サラリーウーマンの8割9割がゲームに興じているではありませんか!
そんなはずはない! などと言うあなた。
本当なんですよ。RPGはもちろんのこと、シューティングゲームの類を夢中になってやっている人たちが殆どであり、世界の動きなどの情報を朝一で仕入れているような仕事人は皆無なのです。
言葉は適切ではないかもしれませんが、「国民の総白痴化現象」が進んでいます。
そういうワタクシも、新聞は自宅でザッと読んでしまったあと、通勤時間には、YouTubeで「葬送のフリーレン」のネタバレ動画を見たりしていますので、隣に座っているオジサンからは「白痴老人」などと思われているのかもしれませんが・・
人のことを言える立場ではありませんが、けっこう心配な状況が、今の日本には蔓延しています。
ぜひ、ご認識を!