昨日に続いて、「最近地震が多くないか⁉」シリーズの第2弾であります。
ワタクシの自宅は東京西部に位置しておりますが、この近くには「立川断層帯」があります。
立川断層帯は、埼玉県飯能市(旧入間郡名栗村)から東京都青梅市、武蔵村山市、立川市を経て府中市に至る断層帯で、名栗断層と立川断層から構成されています。 全体の長さは約33キロメートルで、概ね北西から南東方向へ伸びています。
断層帯が活発に動く活動期に入ると、周辺地区にとっては大きな地震の原因になりますので、立川断層帯はワタクシたち多摩地区の住人にとっては「厄介な存在」ということになります。
ただ2014年に日経新聞などで報道されましたが、東京大学地震研究所の調査(立川断層の断層面を東京都内で初めて確認した分析調査)によると、首都直下地震を起こす可能性が指摘される活断層「立川断層帯」の最新活動時期は、600~700年前の中世以降だったとのことであり、その活動周期は3千~6千年で、次の地震発生時期は切迫していないとみている由。これを受けて、政府はこれまで今後30年の地震発生確率は「やや高い」としていましたが、見直す予定となっています。
それでも、構造地質学の佐藤比呂志教授は「この断層による地震の切迫性は低いが、首都直下には震源となりうるプレート(岩板)が浅い場所にある。地震への備えは必要だ」と話しているそうなので、まったく安心できる訳ではありません。
ところで、ワタクシは「間質性肺炎」という厄介な持病を抱えているので、嫁や息子より先に逝くつもりで「終活」などに勤しんでおりますが、万が一、この「立川断層帯」が暴れて大地震が起こり、それに巻き込まれて嫁や息子、もなか姫が先に亡くなってしまって、ワタクシ一人が取り残されてしまったら、それこそ「最悪の事態」となります。
そんなことになるくらいならば、ワタクシだけが自宅に圧し潰されて死んでしまう方が幸せであります。
そう考えると、大災害や第三次世界大戦が発生する前に、持病が悪化して先に逝くというのも悪くありません。
自分の近くに居る大切な人間たちが次々と亡くなってしまい、それを見送ったのちの孤独な人生だけは味わいたくありません。