4月8日から、東京都23区・武蔵野市・三鷹市にて「日本版ライドシェア」が開始されました。今後、全国各地でも徐々に展開されていく予定とのことです。
正直、ようやく始まったかとホッとしております。と言うのも、ワタクシは東京西部に住んでおりますが、コロナ禍を境として、タクシーやバスなどの公共交通機関の利便性が大幅に劣化しているから。その背景には、当然ながら、ドライバーの方々の絶対的な数不足があります。
特に大変なことになっているのが、深夜早朝の時間帯。ワタクシの自宅は、最寄り駅がJR武蔵小金井駅でありますが、歩くとタップリ25分以上かかる場所。西武新宿線の花小金井駅や小平駅だと30分以上かかりますので、基本的にはバスかタクシーを利用するのが常であります。
ワタクシが住み始めた昭和62年頃は、タクシー会社に電話すれば、深夜でも早朝でも10分以内には呼べました。それだけ、ドライバーさんも豊富で、良い意味で競争が効いていた時代だったということ。バブルの時代でもあり、皆が気楽にタクシーを多用していた時だったことも背景にありました。
それが、コロナ禍を境に一気に環境が急変。前日にタクシー会社に電話しても、早朝時間の予約を取ることはまず不可能。さらに「GO」アブリを利用して、ワタクシの自宅周辺で早朝深夜に車を呼ぼうとしても、反応してくれるタクシー会社および車はまったくありません。ウチのあたりは「タクシー不毛地帯」と位置づけられているようで、先方も無視を決め込んでいるようです。東京都内の閑静な住宅地なのに・・ 口惜しい限りであります。
したがって、遠隔地のゴルフに出かける時などに、早朝近くの駅まで行こうとしたら、嫁さんに早起きしてもらって、自宅の車で送ってもらうしかありません。これはこれで、当然のように「高くつく」ことになります。
(最大限の謝意を表明するとともに、特別な貢物が必須であることは言うまでもありません!)
だからこそ、この「日本版ライドシェア」のニュースは朗報なのであります。
あれ? ちょっと待て。23区と武蔵野市、三鷹市だけだって⁉ ウチの市が入っていないじゃないですか!
やっぱり、「タクシー不毛地帯」には日が当たらないのか・・