おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

田んぼのナカボシ

2017年07月04日 05時24分06秒 | 農業


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 半夏生の頃、田んぼに水はなく、ひび割れが走る(上の写真・注1)
 これは、田んぼを干すナカボシ・中干しと呼ばれる
 次のような効果がある(注2)
 ①土壌に酸素が供給され、有害物質(硫化水素・有機酸など)を無毒化して根を活性化
 ②土壌窒素の発現が一時的に抑制され、分げつ(茎数増加)と葉の生長(葉垂れ・下位の節間伸長)が調節さる
 ③秋の機械作業に耐える土壌硬度(地耐力)が確保される

 注1 2017年のハンゲショウ:弊ブログ2017年07月03日
 注2 http://www.reigai.affrc.go.jp/zusetu/nkbseff.html  
  http://www.jamie.or.jp/jagroup/ichisitobu/agriculture/inasaku2.pdf  
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年06月30日
 撮影地:埼玉県久喜市


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