おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

竹棒にお札・大ワラジ

2017年08月01日 01時05分40秒 | 民俗


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 梅雨晴れの午後
 除草剤散布を見撮(注1)
 さらに里みち・農道を進む
 前方の畦に竹棒、お札が挟まれ、大ワラジが吊るされる(上の写真)

 これは辻固め、四方固めなどと呼ばれる風習
 隣り「村」との境に立てられる疫病悪事除け(注2) 
 お札は寺社でいただく
 たとえば代参講(榛名講・大山講など)、近隣や「村」内の寺社
 大きなワラジは、「村」には強い大男がいると知らせる

 注1 除草剤散布:弊ブログ2017年06月28日
 注2 獅子舞による疫病悪事除け、辻固め:弊ブログ2017年07月28日
  『久喜市栗橋町史 民俗Ⅲ 町場と農村の暮らしと信仰』115-117頁(編集・発行:久喜市教育委員会 23年3月14日発行)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2017年06月19日
 撮影地:埼玉県久喜市
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