駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年頭に考える

2009年01月02日 | 小考
 今年を展望するには町医者では力不足、いいえそんなことはありません。誰もが年頭にちょっと広く遠くを眺め考えてみる資格と必要があります。足下ばかりを見つめて今日明日のことしか考えていないと、道に迷い堂々巡りに陥ります。もっと重症になれば袋小路に居ることさえ気が付きません。
 自分が何処にいるのか、何をしているのかを自覚する事ができるのが人間の一番の智恵と昔の人は示唆しています。下手な考え休むに似たりでも、お正月には広い時空で考えてみるのが人生の健康に良いと町医者はお勧めします。
 よく遊びよく学ぶは大人にも適切な指針で、ある程度実践できていますが、どうしてもよく働かなければなりませんので絞り出せる時間に限りがあります、仕事の中に遊び学ぶ要素を織り込めればと考えています。
 正確にあとどれくらい残っているかは幸い?分からないのですが、第三コーナーを回っていますので、やりたいと思ってきたことを少しずつ実行に移す予定です。
 日本がどうなるか、私が考えても一億分の一しか変わらないのですが、考えたいと思います。町医者はどなたも同じように診せて頂きますが、政治信条がないわけではありません。麻生さんは首相の器ではないのが明らかになりました。信頼を失った行きあたりばったりの人に任せるわけにはゆきません。変化が必要です。変化のための変化でさえ今は意味を持つでしょう。政治を自分の直接の利害を超えて選択する、これが町医者の処方です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする