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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

故郷へ回る六部

2009年01月18日 | 身辺記
 何もない日曜日は午前中少し仕事の本を読んで、前の週に聞いた講演会の簡単なまとめをするようにしている。残念ながら、脳細胞の働きが落ちたので、繰り返してまとめても新しいことは四分の一も頭に残らない。それでも、やらないよりはましと自分なりにポイントを押さえるように努力している。一段落すると、ちょっと遠出して、昼飯を女房と食べる。たいていは馴染みの洋食屋、これが雛には稀に旨くて安い。帰ってきてから、録画しておいたNHKの将棋と碁を観ることが多いのだが、最近はいつの間にか寝てしまい、要するにちょっと遅めの昼寝になってしまう。
 夕食後は面白いテレビ番組がなければ、音楽を聴きながら本を読んだりブログを読んだり書いたりして過ごす(これは一年前から)のだが、どうも根気がなくなり、気が付くとぼーっと音楽を聴いていることが多い。頭を休めているつもりだが、単に頭が働かなくなったのかもしれない。読む本も少し守備範囲が狭くなったようで、残酷なものや難しいものは敬遠するようになった。どうも心地良い馴染みのものを知らないうちに求めるようになったらしい。気が付けば故郷へ回る六部というわけか。
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倍賞千恵子を聞く

2009年01月18日 | 身辺記
 倍賞千恵子の歌声が好きで時々聞いている。学生時代ラジオから流れる下町の太陽を聞いて、一発でその声の虜になった。とは言ってもコンサートなどに行ったことはなく、歌っている姿を見たことはない。映像はさくらで有名な寅さんシリーズで観ているが、全編をきちんと見たのは三作ほどだ。ああ、そこに居るなという感じで、歌ほど惹き付けられるものを感じなかった。
 碌に観ても居ないのに会心の画像がないというと顰蹙を買うだろうが、恋心を匕首に妖しげたおやかに、世に棲む女を演じて欲しかった。ラブレターなどを聞いていると、さくらと違う一面を持っているのが分かるからだ。
 まあファンといってもあまり私生活や幅広い活躍を知らず気に入った所だけを愛でる傾向があるのだが、何よりも声質が好きなのだ。べとつかずそれで居て情緒あふれる歌い方が好きだ。
 きっと私の他にも秘かに賠償千恵子の歌声ファンが居るだろう。まあこうして、勝手なことを書けば少し年上で姉格の彼女に窘められそうな気がする。そうした感じもまた好きな理由の一つなのかもしれない。
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