駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

早いインフルエンザの流行

2014年12月26日 | 小考

               

 今年は十二月に入ってからぽつぽつとインフルエンザ(A型)に罹った患者さんが受診され、十五日過ぎからは毎日五、六人受診されるから現在流行していると言ってよいと思う。例年は年明けの一月か二月に流行ることが多く、十二月や三月に流行することは少ない。今年は寒気が早いせいかインフルエンザも出足が早い。

 インフルエンザワクチンは打っても直ぐには効かないし、打っていても罹る人が居る。どういうわけかワクチンを打ったのと違う医療機関を受診される患者さんも多い。七、八人に一人くらいワクチンを打ったのに罹った患者さんが居られる。当院で打ったのに罹って受診される方には、何となく面目ない気がして打っても罹ることがあるんですよ、多少は軽く済みますからと言い訳のようなことを申し上げているが、さほど気にしておられないようだ。

 ただこれだけ多くのインフルエンザの患者さんと接していても、八人の職員でインフルエンザに罹ったのは十年ほど前に一人居ただけで、みんな元気に仕事が出来ているのでワクチンは効いていると思う。私は開院以来一度も罹ったことがない。鼻風邪は引くから馬鹿というわけではないと思う。

 「先生はいつもお元気で」とよく言われるが元気そうに見えるだけで、時折腰痛や膝痛には悩まされている。薬も高血圧と脂質異常症の薬を三種類飲んでいる。まあ、ストレスを溜めないこと予防が一番なのは確かだ。王様の耳はロバの耳とブログを書くのも、精神衛生に良いのかもしれない?。

コメント
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