アメリカの大統領選挙では結局一緒にビールを飲みたい男の方が選ばれると聞いたことがある。今は女性が大統領になる可能性のある時代、こうした感覚は古いと思われるかもしれないが、そうでもないと思う。
逆の視点から見ると、回りくどく小難しい政策を理屈っぽく語る候補には票が集まりにくいということだ。なぜ回りくどく理屈っぽい話をする人物に人気が出にくいのか、理屈は面倒でわかりにくいせいだろうか、筋が通っていても人気にはつながらない。具体的に名前を挙げて申し訳ないが、石破さんや枝野さんの人気がもう一つなのはそうした理由があるのではないかと想像する。私自身は回りくどい小難しい話に抵抗がないので、どちらのお二人ともビールを飲みながらあれこれお話してみたいのだが、どうもそれは少数派らしい。
小泉進次郎とビールを飲みたいとは思わないが、女性には根強い人気がある。女性はイケメンに弱い。
人気というのは感覚(感情)から生まれるもので思考(理性)から生まれるものではなさそうだ。