駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

霧分別

2021年07月25日 | 小考
             

 蝉の声が聞こえ、濃い青空が見える。風がなく今日も日中は暑くなりそうだ。唯、朝夕の暑さはさほどではない感じがする。気温的には今の方が高いのだが、記憶的には六十年前の方が暑さは厳しかった、今ほどエアコンが普及せず首振り扇風機の世話になっていたせいかもしれない。
 恐らく人生最元気、青春の始まりの十五の夏は何ともむんむんするばかり、空振り三振の訳の分からぬものだった。分別がないのだからそうしたものかもしれない。
 尤も年を重ねれば分別が付くというわけでもないようで、四十にして惑い五十にして天命を知らず六十にして俺が俺がの先生達も多いようだ。
 北海道にはアイヌ語に漢字を当てた面白い地名が多い。誰が付けたのか、漢字にはイメージがあるので、音と組み合わせで成る程とかどんなんだろうといった興趣がある。中には住んでる人には迷惑?な尻別とか行ってみたくなる女満別それに恐そうな弟子屈など内地の人間は勝手なことを想像してしまう。別れと言う意味ではないと思うが別が付くところが多い。
 ちなみに霧分別という地名はないようだ。気にくわんと睨んでも空分別と切り返す先生は居ないだろう。
 
 さて日本代表はメキシコに勝てるだろうか。失点を一点に抑えられれば、勝つチャンスはあると思う。左のバックとキーパーが鍵、旗手よりも富安か中山か、三苫が必要。引き分ければ合格と思う。
コメント
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