同業の友人の中に石川県秋田県出身者が居る。先日、今夏富山に行ってきたという話から日本海側の冬の話になった。雪が多く、雪かき雪下ろしは大変と聞いていたが、実際にそれをしてきた人達の話では、毎朝一時間ばかり雪かきをさせられて試験勉強にも差し支えたそうだ。患者さんの中にも雪国からの転居者が居て、同じような話を聞いていたので太平洋岸はさぞ住み心地がいいのかなと思ったらそうばかりでもなく雪解けの頃が懐かしい、キラキラ輝く氷柱が輝いて春の訪れを知る喜びは忘れられないという。確かに殆んど雪が降らない当地では理解できない季節感だ。ただ、その雪も近年はうんと減って正月に帰っても拍子抜けするようになったという。そうであれば妻の雪国拒否もなく、ここに住むこともなかったかもしれないらしい?。先のことは分からない。実際に体験しないと分からないことは多い。