与党のまとまりもいくらか悪くなっているようだが、乱立する野党には部分政策での一部を除き全体としてまとまる気配はない。令和と維新など対自民よりも対立している。旧態依然の自民党の利権構造を変えた方がいいのに何でかなあと不思議な気がする。
それは自民党は損得が強い求心力になっているのに、野党は正しい考えが求心力になっているからだと気が付いた。正義はどうも独自狭量で正邪を争そうことになり妥協しにくい。損得は理屈よりも懐具合が大切なので理屈を超えて結びつきやすい。損得で動く人は得だと思えば多少の意見の食い違いには目をつぶってしまう。旧統一教会の日本で寄付を強奪韓国に貢ぐ教義?は問題はあっても、反共で票集めに協力が得られれば問題ないというのはどう考えてもおかしいが、元はといえば自民党に得だったからだと想像できる。それに損得は分かりやすいのに対し自由平等博愛は知識と思索が必要で分かりにくく自分にはできそうにないというのも、反利権が伸びない理由かもしれない。