ユーチューブを見ていると世界には命知らずのお兄さんお嬢さんが一杯居るのが分かる。
ウイングスーツと言って手と足に蝙蝠のように布を張って、その浮力で空を飛んでいる人たちがたくさんいる。それこそ何百メートルの断崖絶壁から飛び降り、落下する時受ける風を手と足の間に張った布に受けて飛び落ちてゆく。どういう神経の持ち主なんだろう。最初にこれをやった人は凄い。ほとんどが男性だが女性も少し混じっている。
中国にはどうしてそんなところに住んでいるのかと言いたくなる地上と隔絶した千メートル以上の断崖絶壁の上に住んでいる人たちが居る。そこにたどり着くには断崖絶壁を穿った細い落ちたら死ぬような急な階段を登ってゆかねばならない。危ないとか怖いという言葉が辞書にないらしい。
スケートボードで高速道路の下り坂を100kmの速度で何十キロも滑っていく人たちが居る。ほとんど車が来ないからいいようなものの、転んだら大怪我下手をしたら死んでしまうと思う。どうしてそんな危ないことをするのだろう。
日本にも命知らずの危険大好き人間が居るとは思うが欧米に比べたら圧倒的に少ない。文化育ちよりも遺伝子の違いの気がする。