近隣では知る人ぞ知る本格中華の店に行った。コロナの影響か、さほど繁盛とはいかないようでフロアのアラサーと思しき係の女性は新米のようだった。手頃な五品のコースを頼んだのだが、山芋のスープが体が温まり大変美味しい。プーアル茶をつぎ足しに来たので「ここは何料理なの」と聞いたところ驚いた様子で「中国料理です」と答える。驚いたのはこちらの方でそうではなくてと聞き返していると女主人が出てきて「失礼しました。広東が専門なんですけどそれだけでは難しいのでマーボー豆腐とか四川なども入っています」と恐縮して説明してくれた。
成程そうか、やはり日本人には広東料理が合うな、どうもこの頃四川風が増えすぎてやたらと辛くてちょっと飽きたなと家内と話し合ったことだ。美味しかったのでまた来たい。