駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

NHK日曜討論を変えたい

2013年01月28日 | 町医者診言

        

 NHKの日曜討論を10分ばかり車の中で聞いた。乏しい内容にがっかりした。どうもだんだん日曜討論はマンネリ形骸化し日曜日の午前の貴重な時間を占有する番組ではなくなってきている。司会者の島田何とかという人は、虚心坦懐でない上に踏み込みが足りず番組を詰まらなくしている。答えにならない答えや反対のための反対をするような出演者には厳しく迫らなければ、折角の日曜日の朝食に干からびたサンドイッチを出されたように感じて、視聴者はスイッチを切ってしまうだろう。

 アルジャエリアの犠牲者にお悔やみと言いながら心が籠もって聞こえた出演者は殆ど居なかった。野党側から政府の対策を厳しく検証しなければならないと発言があり、安倍首相はもっと早く帰国すべきだったとか、日本の情報収集能力が足りないといった批判が出てきた。その程度の批判分析は別に政治家でなくてもできるし、日曜討論でなく居酒屋討論でもできるように思った。

 司会者はまず課題を的確にまとめ分析して提示し、問題のあるところを政府与党野党の政治家に討論させて欲しい。島田さんには申し訳ないが日曜討論の司会を降りて貰い、例えば池上彰氏に司会をさせて欲しい。彼ならもっと実りある討論会を展開できると思う。

 


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