駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

力んでいない

2023年06月18日 | スポーツ

       

 

 大谷がロイヤルズ戦でセンダー越えのメジャーリーグ150本目となる23号ホームランを打ち、両リーグを通じてのトップに躍り出た。しかも投げても6勝している。

 コンピューターより計算の速かったノイマンは人間ではなく悪魔ではないかと疑われたが、大谷も人間ではなくてサイボーグではないかと疑いたくなる。

 大谷のバッティングフォームを見ていると全く力んでいない。力を入れないでスィングしているように見える、それでセンター越えのホームラン、天才以上。野球星人かもしれない。

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頃合い

2023年06月17日 | 人生

               

 

 昨日から好天気で気温が上がっている。朝方はさほど暑くなく差し込む日光が心地よい。

 趣味で絵を描いているが週に一回三時間程度で、さほど時間を割いているわけではない。実際に絵を描く人は私が遅筆ではなく、むしろ早いと言われることが多いくらいだが、絵を描かない人は一ヶ月ほどでこの前の写真上手く描けましたかなどと聞かれる。いやいやまだ描き始めたばかりですとお答えすると怪訝な顔をされる。油彩画の場合、月に四回の教室通いでは一枚の絵を完成させるのに上手くいって四ヶ月手こずると半年かかるのをご存じないのだ。

 何かを作ったり物事を成し遂げるには時間が掛かると云うことは誰もが知っているはずなのだが、自分に経験のないことはどれくらい時間が掛かるか想像が付かない事も多い。チャーハンなどプロは三分で作ってしまうが、その腕を身につけるには三年かかったりする。

 時間というのは実に不思議なもので、大思想家も分かっていると思っていても考え出すと分からなくなると告白している。人間には無尽蔵に与えられているわけではなく、遊び呆けていると何も残さず何も身に付かずいつの間にか無くなってしまう。当たり前?だが人生は実は時間で出来ているのだ。

 急いては事をし損じる、しかるに幸運の女神に後ろ髪はない。難しいことだが、人生では頃合いを見計ることが大切と爺さんになると言いたくなる。 

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どちらかと言えば

2023年06月16日 | 世の中

               

 

 例えば上着は赤系統が好きか青系統が好きかどちらでもないか、丸顔が好きか細面が好きかどちらでもないか、などという質問に出くわす。何かの市場調査で商品制作や売り込みの参考にするのだろう。そうした調査には結果だけでなく、応答率など様ざまな反応をも含めた解釈がされ、販売戦略の作戦が練られているに違いない。

 こうした設問選択はコンピュータで扱いやすく分析もしやすいかもしれないが、あわいや陰影を捉えられず人間的には不十分なものになると思う。尤も売り込む方としては何百何千という枝分かれには対応できず、大まかな方向をつかんで逆にその方向へ誘導するような戦略の方が実際的と考えており実利もあるのだろう。

 ただ、絵画や音楽を鑑賞し本を乱読する人間にははい、いいえ、どちらでもないでは答えられない設問が多く、どちらかと言えばと選択肢を増やしたくなる。ちょっと飛躍するが、多数決に組しない人間も許容する寛大な世の中をお願いしたいと赤子に代わり爺は申し上げたくなる。

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ウォーレンバフェット効果

2023年06月15日 | 世界

               

 

 ウォーレンバフェットと言う人が居る。九十二歳の今も現役の世界三大投資家の一人だ。ネブラスカ州オマハに住んでおり、オマハの賢人と呼ばれている。そのウォーレンバフェットが日本株を大量に購入したのが、外国投資家の日本株投資の呼び水になったらしい。その影響もあって?、日本の株高が続いている。

 ウォーレンバフェットは剃刀のように切れる頭脳で奇抜な投資をする人ではなく、失敗から学び時代を読んだ長期投資で巨万の富を築き上げてきた。高等数学を駆使した経済理論も難しいだろうが、一見並みの評論家でもできそうな時代を読むのは本当はもっと難しそうだ。バフェットさんは天才ではなく狡賢いことはしないので賢人と呼ばれるのだろう。

 なぜその賢人が日本株を大量に購入したか、これからも日本は大丈夫と読んでいるらしい。おそらくそれは相対的にはという読みだろう。それだけ米中欧は不安定と思われる。

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立ち止まり振り返る

2023年06月14日 | 小考

                

 

 二十歳を過ぎると十年ひと昔という括りは事実としても感覚としても納得のゆく長さだと思う。尤も六十歳を過ぎるとこの区切りがやや短く曖昧になる感じがしている。これが年を取ったせいか実際にこの十五、六年の変化が鈍化しているせいかはよく分からない。

 不惑過ぎればわかることだが人間の考え方や感覚は成人後はそう簡単には変わらないというか変われない。一方科学技術は日進月歩だ。集積回路の部品数が指数関数的に増加するというムーアの法則は2020年になりさすがに鈍化し始めているようだが、それでもいまだに毎年コンピュータの能力はどんどん向上し、AIや電気自動車・・が出てきている。

 この十年一昔の感覚が曖昧鈍化しているように感じるのは人間の変化と科学技術の変化の乖離が大きくなったせいではないかと思う。人間の遅れが一番端的に現れるのが政治で、変化はあるのだが進歩がない。何故歴史は繰り返すのか、それは歴史に学ばないからだ。私には日本の政治は劣化しているように見える。それはとりもなおさず国民の判断力の劣化を意味していると思う。国民が今だけ金だけ自分だけの政治を退ける力量を持たないと明るい明日は開けない。

 

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