京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

時計釉薬かけ

2021-06-07 15:47:39 | 作陶館日記
今日は、時計の釉薬かけのお話。
昨日に引き継続き、釉掛けのお話です。

こういう風に掛けて、こちらが裏になり
窯の棚板に着く部分なので、
ココをふき取ります。
という説明中です。


お客様と時計を見比べてください。
結構な大きさです。
釉薬を掛ける時は、ほぼどの作品も
指三本で持って釉液につけます。
そうすると、水面から出る時に
重さが指3本にすべてかかり、
プルプル~ってなります。
重さに耐えられなくなって落としちゃう時も。
これはショックです。

うっかりすると突起部分が割れたり、
釉薬が濃くなりすぎて、窯内で溶けない、
もしくは釉薬の亀裂になったりするので
洗い流してイチから。。となります。

ショック~。

それをかいくぐって焼きあがるとこんな時計に。

朝日焼作陶館テーマのインスタグラムページより

皆様のお家でチクタクいうてるかな?
見やすい時計だな~と役立っていますように。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.


作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/ne5455e8e8b6e
コメント
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