京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬仕上げ

2022-04-23 15:45:33 | 気になるコト
とある日、釉掛け場に新人ちゃんがいました。

どれどれ近づいて見て見ましょう。


季節がぐるりと回り、もう少しで
半袖の季節になってきました。
去年の記事用の写真も、違和感が
なくなってきました。(しめしめ)笑


釉薬仕上げの様子です。
お皿は、5枚一組みで扱われます。
なので、一度にたくさん必要になります。
釉薬を掛ける時も、沢山かけて焼きます。
そうして沢山かけられたお皿を
一枚一枚丁寧に仕上げをして、
ゴウと呼ばれる道具の中に入れ、
縦に詰んでおく。
そこまでが、焼く前までの準備。

冒頭の写真は、その準備の一コマ。
沢山あるので、延々仕上げ。
もちろん、粉が舞飛ぶので
集塵機を付けて、部屋中に
埃が漂わないようにします。

もちろん、怖いパイセンが見ております。

そ~っと覗いている辺り、怖い(笑)

サボっているなどのチェックではなく、
どこまで釉薬を取るか、
どこまで触って表面を整えるかなど、
作業のチェックです。
(怖くないですよ~(笑))

連綿と受け継がれてきている
”「朝日焼」の皿はこうである ”
と言うものがありますので、しかも、
作り手(作って削っての一工程)と、
釉薬を掛けて仕上げる工程が
同人とは限りません。
なので、多少は作業のやり方は変われど
” ココは守るべきお約束 ”を伝えるために
チェックを入れるのです。

もちろん、私もチェックを入れられます。
まだまだなんですよねー。技術。
へたっぴーなんですよねー。
落ち込むときもあります。

でも、伝えられたことをメモに取り、
それをキチンと次に伝える。
とっても大事。
これからもがんばって吸収、
そして伝えることを頑張ります。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

釉薬仕上げ|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

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コメント
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