京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

JRで宇治散策

2023-03-21 10:04:49 | 京都・宇治
こんにちは。
今日は、JRさんとのコラボ(?)で、
宇治を満喫していただく企画の宣伝です。

平等院鳳凰堂がババーン!

宇治茶と平等院と朝日焼の茶碗
ばばーん!と載せて頂きました。
423展も載せて頂いております。


宇治は、京都駅から奈良線に乗って頂いて
約・・何分?

15分強と20分強。


平等院の対岸です。
平等院側からこちらを見て頂くと
レンガの煙突が見えます。
それが朝日焼。

宇治は、見どころがギュッと集まっていて
徒歩でもまわりやすいのが嬉しいです。

そして、二度目からは
黄檗(おうばく)にある中国系のお寺
「萬福寺(まんぷくじ)」もおすすめ。
三室戸寺(みむろどじ)も
ツツジやアジサイ、蓮の花も美しいので
少し足を延ばして頂きたい。

最後、疲れた体には抹茶のスイーツで
回復していただいて、、ってね。

来てね。待ってるからね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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茶灰釉

2023-03-20 15:35:17 | 登り窯(玄窯)
今回のクラウドファンデングで焼かれる
茶碗や湯呑に使う「茶灰釉」のお話。

この写真は、新聞の地域版に載った時の
写真です。


太い木を細かく切ります。



毎日毎日茶の木を燃やしました。
灰にし、ごみを取り除き、釉薬にしました。


水分を抜いている最中


色的には地味(笑)
単体で使うと地味ですが、
最初の調合から調合を少しいじり、
いい雰囲気が出るようにしました。

そもそも、宇治にいて、
お茶の木を使わない手はなかったのですよね~。
ただ、お茶農家さんに知り合いがいないと
実現しない案件でもあります。
そこいらに生えている(生やしてある)
お茶の木を抜いてくる訳にはいきませんからね。
感謝です!

今回の登り窯に入れるのが楽しみです。
焼き上がりもご報告したいと思っています。
楽しみに待っていてくださいね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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良い器と…

2023-03-19 10:24:31 | 気になるコト
登り窯の後日のお話です。
冒頭の写真は、展覧会に出せるいい色の器です。
「いいやつ」と分かるように、窯出しされた時に
部屋に入れられます。
その後、更に厳選され出品。


約300個ほど入れられる茶碗、
その内“いい色だわ~!”と、うなずけるのは
30点あれば御の字なのです。。

それ以外はどうなるか・・

ずららら〜

板の載せられ、いずれ処分。そんな運命。
よく、『勿体ないので安くで売ったらいいのに』
と言われますが、
そうするといい色の器が売れなくなる。

悪い色の器をお稽古用などにしたら良いのに・・
とも思いますが、逆に、
イイ器(下世話に言うと、高い器)を
お稽古でも扱うとなると、
大切に、丁寧に扱う心意気が出ると思いますし、
胆力の入れようが違うと思うのです。

もちろん、粗相をしようものなら
青ざめを通り越して、白くなりますけれどもね。
想像しただけで肝が冷えます(ひえっ

お茶の先生が仰っていた怖怖エピソード。
位の高い先生のお家に、お稽古に行ってらして、
自分がお点前をしている時に
炭がパチっとはぜて畳に小さな火が落ち
テンっと黒く焦げ跡が出来てしまったそう、
幸い、それ以外は何もなかったので、
一安心だったのですが、、
先生は、その畳一枚を弁償したそうです。
そりゃそうだよね~と思うの半分、
ええ~っ?!と思うのも半分。
位の高い先生のお家の畳、、、
特殊な畳ヘリを使ったものなら、
お幾らするんだろう・・
そして、畳だけでは済まないよね・・?
何かしら包んで、大人のお詫び的な何かが
もうひと頑張り要るよね・・?
なんて思いました。怖い~。

話を戻しましょう。
何の話してたっけ?器でした。


心休ます桜。
イイ器を丁寧に使う生活、してみたいです。
割とガチャガチャ使っているからな~。
桜を見て心を休ませて。。気合を入れて
今の世界線の登り窯に挑もうと思います。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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登り窯その後

2023-03-18 16:01:29 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
登り窯その後の話題です。
この話を書いた直後に、登り窯を焚くので
去年と今が交差しそうで、
ある意味パラレルワールド?(笑)
混乱しないように、ツイッターでは
今をお届けいたしますね。
ココでは、行ったり来たり?
今は、去年の世界線です。

さて、窯出しの日です。
窯出しの前日に、窯の扉をあけに行きます。
冷ましておくためにね。
そうでないと、熱すぎて入れない。

その時、温度計も抜きます。
温度計は、分厚い窯の壁を通り抜け
さらに内部まで届く必要があるので、長い。


長さが分かり辛い~


指の長さと比べたらわかる?
(分かるかっ)笑

もちろん、熱いよ。
気を付けて窯から抜き出して、
外の壁に立てかけて置きます。
この時に割らないように気をつけなくちゃ。
温度計の白い部分は、薄い陶器で出来ています。
少しグイッと無理をして扱うと、パキン。と
容赦なく割れる~。ホントにもう・・!

温度計を抜いたら、扉を開けていきます。


少しだけ外気を入れるように開けます。

誰よりも窯の中を早く見る。

何の得にもなりませんがね(笑)


桜が満開(去年)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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作品お渡し

2023-03-17 20:38:10 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、先日御本手の窯が出たよ.。、
の話のその後です。
作品は、国内・国外にも発送させて頂きます。
もちろん、ご来窯にてお渡しするのもアリ。

半年ぐらいは保管させて頂きます。
さて今日のお話は、作品を取りに来られた
お客様のお話。

取りに来てくださった後、
「ココで開けてもイイですか?」との問いに
「もちろんです!」と返答。
いち早く見てみたいという、
はやる気持ちは分かります。

ガサゴソ・ガサゴソ・・
パシャ!パシャー。パシャー!


ん?
振り返ると、出来た器を熱心な眼差しで
ファインダーに納めるお客様の姿。
あれ~?なんかの取材だった?というほどに。

お二人で来られていたので、
その方にお渡しする前に、
一緒に並んでいる器の写真を
熱心に撮っていたのかな?と、
推測してニッコリ。黙っておりました。

真相、、聞いたほうがよかった?
..
カメラの構えからして、
真剣さがうかがえます。
写真を撮る方は当たり前なのでしょうが、
目で見ると余計なものは省いて見えるけれど、
写真はすべて撮りこんで写してしまうから、
写真を撮るのって難しいよね~と思います。


なので、彼の真剣タイムを邪魔してはならぬと
遠目に見ておりました。
皆様も取りにいらした時に、パシャ!パシャ!と
写真を撮りまくってくださっても大丈夫ですよ?
生暖かい目で見守りますので(笑)

それでは、またのお越しをお待ちしております。
今から、一輪生けの削りをバリバリしますね。
はぁ~、バームクーヘンが食べたい・・
また明日!
Please stay healthy and stay safe.
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