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仏のヴァイブラフォン奏者

2016-10-16 | JAZZ
クロード・ギロー
ジャケットはリーダーの「クロード・ギロー+ジョルジュ・アルバニータス・トリオ」となっています。
かって六本木のWAVEがオープンしていた時代に、アルバニタ・トリオに引かれて購入した1枚です。

「TRAFICOS」 OWL 02
  
1. TRAFICOS
2. OLD DAYS
3. PEPITA
4. XYXOPHOILES
5. BALLADE A GENEVE
6. BLUES FOR PELE
CLAUDE GUILHOT(vib) GEORGES ARVANITAS(p) 
JACKY SOMSON(b) CHARLES SAUDRAIS(ds)
録音 1975年5月13 ~ 25日

1曲目の「トラフィコス」はミディアム・ファーストの曲で、ボビー・八チャーソンの「ハプニングス」の中の「ヘッド・スタート」に似たテーマを持っていて、途中フリー・リズムによるインタープレイを交えて展開されています。
続く軽いボッサ調の「オールド・デイズ」を挟んで、軽快な「ペピータ」は、ピアノのアルバニータスのソロ・スペースが十分与えられていますが、ドラマーのブラシがちょっと邪魔かな?、
その中で、リーダーのギローはクラシック系の奏者と思っていたが、かなりスイングした演奏を聴かせてくれます。

レコードのB面に移っての1曲目は「ザイロフォィレス」とでも発音するのでしょうか。
こちらは「ハプニングス」の中の「処女航海」のイメージが浮かびます。
アルバムの中で唯一のバラードは、その名も「バラード・ゲネヴェ」ではなく、ジュネーヴェのようです。
このGENEVEは、スイス南西部のジュネーブ湖西端の都市の名前ですが、これから取ったものでしょうか?
締めくくりはストップモーションも取り入れたミディアム・テンポで、こちらはミルト・ジャクソンかと思わせるスイング感たっぷりの1曲です。
全体をとしての感想は、楽器構成も同じであるボビー・八チャーソンの「ハプニングス」に似た内容のアルバムです。

コメント
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