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MOSURA FREIGHT(2/4)

2019-04-14 | JAZZ
続いては、高木元輝トリオによる北九州でのライブから、
「MOSURA FREIGHT」 INTERVAL ILP 101
  
1. ESTADO ~ BIRD SONG
2. LOVE SONG ~ PEOPLE IN SORROW
高木元輝(reeds) 徳弘 崇(b) 小野 勉(ds)
録音 1975年3月28日 北九州 Jazz Street 52

1曲目の「ESTADO」では、冒頭から高木の激しいサックス音に度肝を抜かれ、慌ててアンプのボリュームを絞りました。後半、ベースのボーイングによるソロに続いて、3者の激しいプレイとなったところで収録時間の関係からかフェイドアウトするでもなく、突然チョンとなっています。
2曲目の「BIRD SONG」は、高木のソプラノと小野のドラミングとの絡みが素晴らしく、ここでもベース・ソロを挟んで続く3人の充実したプレイを聴くことができます。
3曲目の「LOVE SONG」は、バス・クラとベースのピチカットによるデュオで、深く沈んだ音による対話があり、そのままA.E.Cの代表曲でもある「苦悩の人々」へと進んでいきますが、ここでの高木のテナー・サックスは、マイクに近かったせいか、大きい音で収録されていて非常に迫力があり、後半でテナーからバス・クラに持ち替えて静かに終焉となります。
このアルバムは、ライブという条件下での録音ですが、シンプルな編成であることからベースの音もしっかり記録されているし、両面を通して聴いてみて40年以上前の演奏とは思えず、今でも古さを感じさせません。

コメント
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