リー・コニッツのアトランティック・レーベルにある4枚(3+1)の中の2番目に録音されたアルバム
「LEE KONITZ INSIDE HI FI」 ATLANTIC 1258
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/72/93/fa670fc13b498f78b0e3e6c6667b75e3_s.jpg)
1. KARY’S TRANCE
2. EVERYTING HAPPENS TO ME
3. SWEET AND LOVELY
4. CORK ´N´ BIB
5. ALL OF ME
6. STAR EYES
7. NESUHI’ INSTANT
8. INDIANA
#1~ 4
LEE KONITZ (as, ts) BILLY BAUER (g) ARNOLD FISHKIND (b) DICK SCOTT (ds)
録音 1956年10月21、22日
#5 ~ 8
LEE KONITZ (ts) SAL MOSCA (p) PETER IND (b) DICK SCOTT (ds)
録音 1956年9月26日、10月5日
レコードで言うA面とB面で、メンバーが交代し、しかもテナー・サックスでの演奏を含んでいることで、色々なアプローチが楽しめます。
加えて、彼の器楽的に一辺倒の近寄りがたい雰囲気の演奏とは異なり、このレーベルの最初の録音である「リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ」と同様に、随所でメロディックで暖かな一面を聴くことが出来ます。(私の好きなアルバムです)
それでも1曲目の「KARY’S TRANCE」は、イマジネイティブでアブストラクトな演奏で、後半はアルトからテナーに持ち替えますが、最後のテナーとギターによるユニゾン部分は、1967年録音のマイルストーン盤の「DUETS」を彷彿させる演奏となっています。
B面の全曲テナー・サックスによる演奏は、“テーマ~ソロの受け渡し~テーマ”というオーソドックスな演奏に終始していて、メロディを断片的に挟みながらのプレイもまた格別であり、レスター・ヤングからの影響も感じられます。
両面を通して2曲あるブルースは、いずれもゆったりとした安らぐ演奏で、コニッツの作曲による「CORK ´N´ BIB」はアルトとギターのビリー・バウワーとのコンビネーションが素晴らしく、また、「NESUHI’ INSTANT」のテナーによる演奏は、この曲の作曲者であるピーター・インドのベースによるソロが最初と最後にあります。
ちなみに、録音エンジニアはRVGとなっていますが、掲載したレコードの内周部にその文字は刻まれていませんでした。
「LEE KONITZ INSIDE HI FI」 ATLANTIC 1258
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/1a/c5b98c02d2d037d3511ca9279538b186_s.jpg)
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1. KARY’S TRANCE
2. EVERYTING HAPPENS TO ME
3. SWEET AND LOVELY
4. CORK ´N´ BIB
5. ALL OF ME
6. STAR EYES
7. NESUHI’ INSTANT
8. INDIANA
#1~ 4
LEE KONITZ (as, ts) BILLY BAUER (g) ARNOLD FISHKIND (b) DICK SCOTT (ds)
録音 1956年10月21、22日
#5 ~ 8
LEE KONITZ (ts) SAL MOSCA (p) PETER IND (b) DICK SCOTT (ds)
録音 1956年9月26日、10月5日
レコードで言うA面とB面で、メンバーが交代し、しかもテナー・サックスでの演奏を含んでいることで、色々なアプローチが楽しめます。
加えて、彼の器楽的に一辺倒の近寄りがたい雰囲気の演奏とは異なり、このレーベルの最初の録音である「リー・コニッツ・ウィズ・ウォーン・マーシュ」と同様に、随所でメロディックで暖かな一面を聴くことが出来ます。(私の好きなアルバムです)
それでも1曲目の「KARY’S TRANCE」は、イマジネイティブでアブストラクトな演奏で、後半はアルトからテナーに持ち替えますが、最後のテナーとギターによるユニゾン部分は、1967年録音のマイルストーン盤の「DUETS」を彷彿させる演奏となっています。
B面の全曲テナー・サックスによる演奏は、“テーマ~ソロの受け渡し~テーマ”というオーソドックスな演奏に終始していて、メロディを断片的に挟みながらのプレイもまた格別であり、レスター・ヤングからの影響も感じられます。
両面を通して2曲あるブルースは、いずれもゆったりとした安らぐ演奏で、コニッツの作曲による「CORK ´N´ BIB」はアルトとギターのビリー・バウワーとのコンビネーションが素晴らしく、また、「NESUHI’ INSTANT」のテナーによる演奏は、この曲の作曲者であるピーター・インドのベースによるソロが最初と最後にあります。
ちなみに、録音エンジニアはRVGとなっていますが、掲載したレコードの内周部にその文字は刻まれていませんでした。