第169回は、ジョニー・ハートマンのインパルス・レーベルからの1枚です。
「I JUST DROPPED BY TO SAY HELLO」 AS - 57
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/57/12/1a23c844a07856b6c534f4bde014d30d_s.jpg)
1. CHARADE
2. IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
3. SLEEPIN’ BEE
4. DON’ T YOU KNOW I CARE
5. KISS AND RUN
6. IF I’M LUCKY
7. I JUST DROPPED BY TO SAY HELLO
8. STAIRWAY TO THE STARS
9. OUR TIME
10. DON’T CALL IT LOVE
11. HOW SWEET IT IS TO BE IN LOVE
JOHNNY HARTMAN (vo) HANK JONES (p) ILLINOIS JACQUET (ts)
KENNY BURRELL, & JIM HALL (g) MILT HINTON (b) ELVIN JONES (ds)
録音 1963年10月9, 17日
ジョニー・ハートマンの3枚あるインパルス盤の中で、コルトレーンとのセッションは別格として、40歳のハートマンが歌うこの2枚目の出来も素晴らしく、バックを担当するベテラン達によるツボを得たサポートがこのアルバムの価値を一層高めています。
ここでのハートマンは、最初の2曲を聴いただけで、その素晴らしさを感じることが出来ます。
「CHARADE」では、歌のバックでオブリガートを付けるジム・ホール(多分)や、2コーラス目のサビから出て来るイリノイ・ジャッケーにはゾクッとさせられます。
続く「IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING」、
ここでもギターの素晴らしい味付けがありますが、2コーラスの前にヴァースを挟む粋な構成となっており、アン・バートンの「BLUE BURTON」での歌唱と共に傑作の1曲だと思います。
以下、レコードのA面に収録されている「SLEEPIN’ BEE」は、4小節のベースのウォーキングに導かれてスインギーな歌が開始されますが、ギター(恐らくケニー・バレル)によるアクセントと、エルヴィン・ジョーンズのブラシによるスパイスが利いています。
「DON’ T YOU KNOW I CARE」は、ハートマンの歌に対してテナー・サックスによるオブリガートが対比を成す構成で、「KISS AND RUN」は、ハンク・ジョーンズを中心としたピアノ・トリオをバックに軽快な歌となっており、エルヴィンのブラシによるアクセントがより効果を出しています。
また、「IF I’M LUCKY」は、伴奏人が勢揃いの中でハートマンもしっとりと感情を込めて歌っています。
そして、B面の5曲もそれぞれ異なったアレンジとサポートが続いていて、ハートマンが非常にリラックスして歌っているように感じられることから、全曲においてアレンジの素晴らしさと、ハンク・ジョーンズのピアノ、それにエルヴィン・ジョーンズのブラシによるアクセントが歌を上手くリードしている一因かと思います。
「I JUST DROPPED BY TO SAY HELLO」 AS - 57
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1. CHARADE
2. IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING
3. SLEEPIN’ BEE
4. DON’ T YOU KNOW I CARE
5. KISS AND RUN
6. IF I’M LUCKY
7. I JUST DROPPED BY TO SAY HELLO
8. STAIRWAY TO THE STARS
9. OUR TIME
10. DON’T CALL IT LOVE
11. HOW SWEET IT IS TO BE IN LOVE
JOHNNY HARTMAN (vo) HANK JONES (p) ILLINOIS JACQUET (ts)
KENNY BURRELL, & JIM HALL (g) MILT HINTON (b) ELVIN JONES (ds)
録音 1963年10月9, 17日
ジョニー・ハートマンの3枚あるインパルス盤の中で、コルトレーンとのセッションは別格として、40歳のハートマンが歌うこの2枚目の出来も素晴らしく、バックを担当するベテラン達によるツボを得たサポートがこのアルバムの価値を一層高めています。
ここでのハートマンは、最初の2曲を聴いただけで、その素晴らしさを感じることが出来ます。
「CHARADE」では、歌のバックでオブリガートを付けるジム・ホール(多分)や、2コーラス目のサビから出て来るイリノイ・ジャッケーにはゾクッとさせられます。
続く「IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING」、
ここでもギターの素晴らしい味付けがありますが、2コーラスの前にヴァースを挟む粋な構成となっており、アン・バートンの「BLUE BURTON」での歌唱と共に傑作の1曲だと思います。
以下、レコードのA面に収録されている「SLEEPIN’ BEE」は、4小節のベースのウォーキングに導かれてスインギーな歌が開始されますが、ギター(恐らくケニー・バレル)によるアクセントと、エルヴィン・ジョーンズのブラシによるスパイスが利いています。
「DON’ T YOU KNOW I CARE」は、ハートマンの歌に対してテナー・サックスによるオブリガートが対比を成す構成で、「KISS AND RUN」は、ハンク・ジョーンズを中心としたピアノ・トリオをバックに軽快な歌となっており、エルヴィンのブラシによるアクセントがより効果を出しています。
また、「IF I’M LUCKY」は、伴奏人が勢揃いの中でハートマンもしっとりと感情を込めて歌っています。
そして、B面の5曲もそれぞれ異なったアレンジとサポートが続いていて、ハートマンが非常にリラックスして歌っているように感じられることから、全曲においてアレンジの素晴らしさと、ハンク・ジョーンズのピアノ、それにエルヴィン・ジョーンズのブラシによるアクセントが歌を上手くリードしている一因かと思います。