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チャーリー・ヘイデンと4人とのデュオ

2025-02-06 | JAZZ
チャーリー・ヘイデンが自身のオリジナル曲を、4人の個性あるミュージシャンと演奏したアルバムです。

「CLOSENESS」 Horizon SP - 710

1. Ellen David :Keith Jarrett (p)
2. O.C. :Ornette Coleman (as)
3. For Turiya :Alice Coltrane (harp)
4. For a Free Portugal:Paul Motian (ds)
Charlie Haden (b)
録音 1976年1~3月

チャーリー・ヘイデンが奥さんのために作った「Ellen David」は、キース・ジャレットが担当していますが、ベースによる導入部があり、美しいメロディを淡々と弾くキースに対して、後半ではベースがメロディを受け持つ部分があり、これが当初からの打ち合わせによるものかどうか興味があります。
「O.C.」はその名の通り、オーネット・コールマンが相方を務めていて、彼が書かれた楽譜を如何に演奏するかが聞きものですが、たまたまジャケット内にはその楽譜が掲載されているため、これをなぞりながら彼のプレイを聴きました。
演奏はアップテンポで1コーラスを一気に吹ききった後は、コード進行に乗っ取りアドリブを展開していて、その他、後半のベースのロング・ソロも聴くことができ、A面の2曲がこのアルバムのハイライトのような気がします。

「For Turiya」は、アリス・コルトレーンのハープとベースとの幻想的な演奏ですが、ハープは前半部分でメロディを弾かず、終始グリッザンドをベースのピチカットやトレモロに被せるようにしており、後半になってハープのソロの出番となりますが、そこでもベースが主導権を握っているように聞こえます。
「For a Free Portugal」は、ベースとポール・モチアンによるドラムスのデュオで、どんな展開になるかと興味をもっていましたが、ドラムスは打楽器を駆使しており、その後方ではヴォーカルも聞こえますが、演奏の後半にさしかかるとベースのピチカットが打楽器に溶け込んで行くところで録音が終了してしまっています。

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