夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

「子供飛び出し注意!」に注意!

2017年09月25日 00時14分09秒 | 社会
僕がよく通る道に「子供飛び出し注意!」の標識が立っています。実際、この交差点で2回飛び出しにあってヒヤッとしています(二回とも同じ子でしたが。)。
 当たり前になってしまったこの標識ですが、とても違和感を覚えます。『もう私達は注意を促しているのですから、ここで子供が飛び出して車とぶつかったら車の方が悪いですからネ』と聞こえて来るようで。
 正直申しまして、どんなに気をつけていても直前に飛び出されたら止まれません。
本当に小さい子供ならお母さんやお父さんが手をつなぐ等しているから問題はないのですが、子供と言っても少々大きくなった子供はそうは行きません。子供達はこの標識を見てどう思うのでしょう?
 僕が子供の頃は、母がちょくちょく「車に気をつけなさい。飛び出しちゃダメョ。」って言われたものです。当然僕らはそれに従って、走っていても交差点では一時停止をしたものです。
 ドライバーが注意するか?子供が注意するか?のどちらかの選択しかなければ、どちらが効果的かは明白です。

 こういう事から子供達は自分で注意をすることがなくなり、大人(周りの人)が注意するのだから自分達は注意しなくていいのだと勘違いしてしまう危険性があります。朝の大渋滞の原因にもなっているスクールゾーンにしてもしかりです。登校時はスクールゾーンで守られていても下校時はスクールゾーンは解除されている事が多いのですが、子供達は、登校時も下校時も道を我が物顔で通学しています。まったく周りの交通に気を使っている素振りはありません。

 たとえ子供と言えども、危険を察知し、予めそれを避ける術を身に付ける事はとても大切な事です。それをせずして他人に迷惑をかけているにもかかわらず、それを理解できない低脳な親も問題です。そういう親は自分の子供にそういう教育をしませんから、子供達はそういうものだと勘違いしてしまいます。その結果下のような事故も起きてしまいます。

 23日午後、千葉県柏市の川で水遊びをしていた小学生3人が溺れ、3年生の男の子1人が死亡した。
 警察などによると23日午後3時ごろ、千葉県柏市の大堀川で水遊びをしていた小学2年生と3年生の男の子3人が溺れた。近くにいた人が「助けて」という叫び声を聞き、2人はすぐに救助されたが、柏市に住む小学3年生の石隈開くんの姿が見えなくなったという。石隈くんは約1時間半後、近くの川岸に打ち上げられているのを消防隊に発見されたがその後、死亡が確認された。
 子どもたちは近くの公園に遊びに来ていて、魚を見ようと現場の川に入っていたが、事故の直前、釣り人から「深いところもあるから危ないよ」と声をかけられていたという。 (2017年9月23日 21:26 日テレNEWS24より)


 決してこの子の親御さんがそうだと言っているのではありません(もしかしたらそうかもしれませんが、当然僕はこの人たちをまったく知りません)。ただ、世の中で普通に行われている事が子供達をもっと危険にさらしている可能性があることを考えて欲しいのです。
 こんな中で育った子供たちが不憫でなりません。

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2 コメント

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Unknown (私役所)
2017-09-25 21:23:34
安全策を徹底化すると自己防衛能力が鈍るのは当然ですよね。
でも自動車事故の件は、ちょっとナーの読後感。
タンパク質の物体と鉄の物体がぶつかったら、傷を負うのは前者。
だから法律は、車側に無慈悲なくらいの注意を求めるのでしょう。
「うちの子が飛び出して悪かったです」と謝る親が現れると気が楽ですけど、ムリですよね。

緊急ブレーキ機能のある車に乗ってますが、未だに試したいとは思いません・・・(^-^?)

私ならこう提案します。

「この先、動く地雷あり、注意!」

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Re:Unknown (管理人)
2017-09-25 23:35:28
私役所様
ジ・・・ジライ・・・コワっ。
徐行じゃなく一時停止でもなく、バックですね(笑。

主題が判り辛い文で申し訳ないです。
子供の教育を放棄しながらも、何かがあったら他人に責任転嫁する親が多くなったことに悲観しているのです。
イジメの問題にもつながるのですが、虐められているのが判っていても学校に通報するくらいで自分から何かしようとする親はあまりいません。知り合いは学校に通報したあと、はかばかしくないので直談判しました。すると一発でイジメがなくなったそうです。
 学校の先生は何もできません。何かすればそれがパワハラだとか色々と言われてしまうのだとか。
 だから親御さんには頑張ってもらいたいのです。

 上尾市の図書館問題にしてもほとんどの人が見て見ぬフリ。叩いても響かないコンニャクみたいな人が見散されます。こういう人たちが上尾の市民をいい方向に持っていけるとは思えないのです。今のままでは田舎の犬みたいに道路の真ん中で平気で横になっている犬みたいな子供になって、その子供達がそのまま大人になっていくとどうなるかが見えてしまいます。ですからそうならないように親御さんに頑張ってもらいたいのです。「子供飛び出し注意!」の標識を立てたからもういいのではなく、そのような標識を立てる必要がないようにするべきと考えます。
 それから『タンパク質の物体と鉄の物体がぶつかったら、傷を負うのは前者。だから法律は、車側に無慈悲なくらいの注意を求めるのでしょう。』もぶつかったらそうなのですが、ぶつからないようにする方が先決です。車の方だってぶつかりたくてぶつかっているわけではありません。実際、ぶつかっている場所は、そのほとんどが車道です。ぶつからないようにするには、どちらかかまたは双方が避けなければなりません。ではどちらが避けやすいか?を考えないと事故は減らないでしょう。事故が減らなければ傷を負う人が増えるわけです。もし法律がそのような考えの下に成り立っているのでならば事故は増えればって減りはしないでしょう。本末転倒してますから。まだジライの方がまともです。
 これからちょっと道交法的な問題にも触れようかと思いました。請うご期待っ!
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