夢のあと

釣りには夢があります。夢を釣っていると言っても過言ではありません。よって、ここに掲載する総ては僕の夢のあとです。

病は気から

2017年09月27日 13時16分41秒 | 社会
 起業して30周年の記念会を目前にしてなんとインフル。今日、始めて病気で仕事を一日フルで休むハメに。現在はほぼ完全復帰していますので何の心配も要りません。明日は偶然にも定休日なので、今日・明日をゆっくり過ごせば明後日には完全に健康な僕になっているはずです。勤務医の時も学生の時もずっと皆勤賞ですから実際には学生時代も含めれば40年は休んでいません(学会や勉強会はたまた雑誌取材などでは休んだ事がありますが)。
 と言ってもその間病気をしなかった訳ではありません。仕事を休むほどの病気をしなかったか、頑張れば仕事が出来たってことです。ただ、インフルのような感染性がある病気になると仕事が出来ないのではなく、(人相手の仕事は)しちゃいけないわけです。たいしたことはないので(でも昨日は体温が39度以上ありました。昔から熱に強い僕です)感染性がなければ間違いなく仕事をしていたと思います。僕は健康で頑丈が取り得、その他に何の取り得が何もないので、尚更それに自信を持っていたのかもしれません。
 ちょっとした病気であれば、ほとんどの場合次の釣りまでに治ってしまいます。また、少々の病気であれば釣りに行けば治ってしまいます。こんなことで30年間病欠はなかったのです。ですから僕の中での釣りは万能の特効薬なのです。
 その昔、釣り仲間(同業者です)と釣りの約束をしていました。前日に確認電話をしたら声がひどいことになっていたので『大丈夫?無理しない方がいいですよ』って言ったら「全然大丈夫。」との返事。しかしそのすぐ後に奥様から電話が来て「ひどい状態なんです。何とか主人に明日の釣りは諦めるように言っていただけませんか?」と。そこで本人に代わってもらって『奥様も心配してますから、明日は辞めましょう』と言ったのですが、「管理人さんなら解るでしょ。行けば治りますから。」と。そこまで言われると行くしかありません。そして夜中に彼の家にお迎えに上がると・・・ひどい顔をした彼が待ってました。目にクマが出来ていたのが強烈に印象に残っています。咳もゴホゴホやっていてこちらが感染しそうです。聞いたら熱も40度近くあるのでビックリ。僕が運転して行くこと、助手席で寝ている事、そして僕が危険を感じたらすぐにUターンする事を条件に出発しました。釣りが始まってもゴホゴホしていて大丈夫かと思っていたのですが、釣りを終えて帰りの車で気が付くともう咳も止まって顔色も良く、目の周りのクマも消えていて・・・いつもと変わらぬ彼になっていました。
 こんな経験は自分にもありますので“少々の病気になっても釣りがあれば大丈夫”とずっとやって来ました。実際いままでの経験からしても風邪をひく時はだいたいが気が弛んだ時ですし、周りの人を見ていても同様の事が言えます。緊張感を持って一生懸命に生きている人は風邪なんか引いてる時間がありません。今回のインフルも、僕のHPの釣行記に書いたようにホッとしたのが事の原因だと思います。
 もう少し緊張して生きていかなければ・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿