アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アオイ科のラバテラ ’バイカラー’

2024-08-19 17:00:00 | みんなの花図鑑

花蕊を見て分かる通り、ハイビスカスとかアオイ科の花の特徴です。
ムクゲにも似てるけど、花弁と花弁の間に隙間があるので、ムクゲではないようです。




むしろゼニアオイを立ち上がらせたような雰囲気です。


名前は ラバテラ ’バイカラー’ 。
ここに掲げる画像は 昨年の5月下旬、西尾市憩の農園で撮ったものです。




’バイカラー’ という品種は 大輪のピンクの花で、花の中心が濃ピンク色となる2色咲き品種です。




別名(和名)はハナアオイ。
「ハナアオイはアオイ科ゼニアオイ属の栽培種。ラバテラ属に分類されていたこともあり、ラバテラとも呼ばれる。」(三河の植物観察「ハナアオイ」)





花期は4~7月。(同上)





花弁と花弁の間には隙間があります。ここは モミジアオイに似ています。




アオイ科に特徴的な花蕊の構造をしています。
おしべの花糸が合着して筒状になり・・・




その筒の中をめしべの花柱が貫通して筒の先に突き出て柱頭を展開しています。






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食虫植物展 (1) ウツボカズラの仲間

2024-08-19 07:00:00 | みんなの花図鑑
安城デンパークで『食虫植物展』をやっています。9月2日までの開催です。
3回に分けて毎朝7:00に、ここにアップします。
1日目はウツボカズラの仲間。

ウツボカズラ(ネペンテス・ミクスタ)





バックがごちゃごちゃしていて見にくいので、置き換えてあります。(以下同様)







ネペンテス(Nepenthes)は ウツボカズラ属の属名で、
ウツボカズラ属の自生地は下図のとおり。

以下をGifに縮小変換
User:Petr Dlouhý - Base map - Image:A large blank world map with oceans marked in blue.svg; Image:Nepenthes distribution.gif, パブリック・ドメイン,
https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=985314 による






Nepenthes 'mixta' 種 は「ボルネオ島に自生するNepenthes northiana種とマレー半島に自生するNepenthes maxima種との交雑により作出された」(GKZ植物事典)




ウツボカズラ(ネペンテス・ソレリー)


種小名のソレリーの由来は、海軍医師で植物学者のフランス人、クロヴィス・トレル(1833-1911)です。
(みんなの趣味の園芸)











ウツボカズラの花



















ウツボカズラ ’ダイエリアナ’

ミクスタとディクソニアナの交配種 (Nepentehs.Mixta x Nepenthes. Dicksoniana) ということです。








ウツボカズラ(ネペンテス・アンプラリア)






根元にたくさん壺型の捕虫袋?が並んでいます。









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