自転車で安城市の宇頭茶屋町の神社を通り抜けようとしたら、懐かしい樹が目に留まりました。
ナギ(梛)の木です。
ナギは神社でよく見る木のひとつです。
「熊野神社及び熊野三山系の神社では神木とされ、一般的には雄雌一対が参道に植えられている。また、その名が凪に通じるとして特に船乗りに信仰されて葉を災難よけにお守り袋や鏡の裏などに入れる俗習がある」(wiki 「ナギ」)
ナギNageia nagi(ナゲイア ナギ)
種形容語のnagiは、植物学者のカール・ツンベルクが日本の名を学名にしたものです。
(サカタのタネ園芸通信・東アジア植物記「梛の木(なぎのき)」 小杉波留夫)
樹皮は暗い緑色で地肌が褐色をしています。表面の皮がパズルのピースのように剥がれ褐色の地肌が現れます。(同上)
海南島や台湾、日本の本州南岸、四国九州、南西諸島などの温暖地方に分布する。しかし、紀伊半島や伊豆半島に生育する個体は古い時代に持ち込まれたものが逸出したものが起源と考えられる(史前帰化植物)。少なくとも春日大社のものは1,000年以上前に植栽されたとされている。(wiki)
アーカイブ
ナギ (和志取神社・安城市)
高さは20mくらい。
「葉の形は楕円状披針形で、針葉樹であるが広葉樹のような葉型である。」(wiki)
ナギ(京都の石清水八幡宮)
2018-03撮影
ナギ(梛)は マキ科ナギ属の(← wikiによる。他の記事では イチヰ科の)常緑高木で、
熊野神社及び熊野三山系の神社では神木とされるなど
神社とは 切っても切れない木です。
針葉樹ですが 広葉樹のような葉形をしています。
平行脈が走っていて 横に裂くことはできても
縦には切れないそうです。
独特の樹皮をしています。
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