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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

エゴノキ科、ナツロウバイ ‐ 夏は来ぬ

2024-05-11 15:00:00 | みんなの花図鑑
夏は来ぬ
の唄で出て来る花はもちろん「卯の花(ウツギ)」ですが、同じ季節 エゴノキ科やナツロウバイの花が咲き、初夏を感じさせてくれます。


ハクウンボク(エゴノキ属)



これは安城デンパークのハクウンボクで、4月29日の撮影です。次に出て来るエゴノキより少し早く咲きます。






エゴノキと比べて、葉のサイズと形は似ていませんが、花と実は似ています。





エゴノキ



エゴノキの学名は Styrax japonica
種小名が japonica となっていますが、エゴノキの分布は日本だけでなく、朝鮮半島、中国、台湾、フィリピン、ラオス、ベトナムまでと広いです。




属名の Styrax は 古代ギリシャ語 στύραξ (stúrax、stýrax)に由来し、セイヨウエゴノキ(またはそれから採取される樹脂)のことを指していたらしいです。
「昔は若い果実を石鹸と同じように洗浄剤として洗濯などに用いた」(wiki 「エゴノキ」)





ナツロウバイ




元々のナツロウバイは初夏に咲くロウバイの仲間で、この仲間では唯一の中国産品種です。
初夏に咲くロウバイですが、性質はクロバナロウバイ(アメリカロウバイ)に近いとあります。





園芸品種 ’ハートリッジ・ワイン’ を検索しますと、通販サイトの「クロバナロウバイ:ハートリッジワイン」に記事が出て来ます。
それによりますと、「ハートリッジワインは初夏に咲くロウバイの仲間で、中国原産のナツロウバイと北米原産のクロバナロウバイの交配種です。」とあります。




クロバナロウバイ

クロバナロウバイは別名アメリカロウバイで、北アメリカに分布する落葉低木です。


「クロバナロウバイは、香る濃緑色の葉、多数の花弁からなるチョコレート色の甘く香る花が特徴です。」(みんなの趣味の園芸「クロバナロウバイの基本情報」)







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