センダングサの仲間にたくさんのウラナミシジミが来ています。
ウラナミシジミたちは蜜を吸いに来ているのでしょうが、センダングサの花のどこに蜜はあるのでしょうか?
それはともかく(えっ、蜜はどこにあるの??)・・・
ウラナミシジミは口吻を伸ばして蜜を吸っているのだと思いますが、その口吻ってストローみたいに先端に穴が開いていてそこから蜜を吸うのじゃないって知ってました?!(「蝶・蛾の口吻で吸う仕組み」pdf)
雌雄の区別ですが翅で区別します。
「裏面は淡褐色の地に複雑な波模様をもつ。」(神戸の蝶「ウラナミシジミ」)
「一般には、オスの翅は全体に青く、メスの翅は青い色が少ないか全くない。」(『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』)
この日は ミツバチも来ていました。
ウラナミシジミの場合は訪花目的は明らかに吸蜜なのでしょうけど、ハチのばあいは 花粉なんでしょうか、蜜なんでしょうか?
というのもハチにはチョウの口吻のような長い器官がないので、花の奥の方にある蜜は吸いにくいのではないかと?
(沖縄のタチアワユキセンダングサについては 「周年花を咲かせ、蜜の質もよいため、特に沖縄の養蜂家にとっては頼りになるみつ源植物である。」との記載があります)
さて、コセンダングサの頭花ですが・・・
花弁(舌状花の部分)がないので、全部「筒状花」の集合です。
筒状花の集団は周囲から中心部に向かって咲いていきますから、中央に2,3残っている濃褐色のとんがり屋根のような部分が咲き始めの雄しべ筒で、その手前の黄色いカールした器官がめしべです。
花冠は通常黄色なのですが、上の画像に見られるように周辺部に舌状花の名残か? 白い花弁のものがあります。
写真を撮ってから分かったのですが、筒状花の小花の中央付近の花冠に変なものが付いていました。
これはなんでしょう?
終期の小花です。
花冠の中の雌しべも受粉が終わり柱頭が褐色になってきています。
で、その頃、花を包んでいた総苞が青々とするとともに花が果実へと成長します。そう、ひっつき虫の誕生です。
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ウラナミシジミたちは蜜を吸いに来ているのでしょうが、センダングサの花のどこに蜜はあるのでしょうか?
それはともかく(えっ、蜜はどこにあるの??)・・・
ウラナミシジミは口吻を伸ばして蜜を吸っているのだと思いますが、その口吻ってストローみたいに先端に穴が開いていてそこから蜜を吸うのじゃないって知ってました?!(「蝶・蛾の口吻で吸う仕組み」pdf)
雌雄の区別ですが翅で区別します。
「裏面は淡褐色の地に複雑な波模様をもつ。」(神戸の蝶「ウラナミシジミ」)
「一般には、オスの翅は全体に青く、メスの翅は青い色が少ないか全くない。」(『蝶の図鑑(www.j-nature.jp)』)
この日は ミツバチも来ていました。
ウラナミシジミの場合は訪花目的は明らかに吸蜜なのでしょうけど、ハチのばあいは 花粉なんでしょうか、蜜なんでしょうか?
というのもハチにはチョウの口吻のような長い器官がないので、花の奥の方にある蜜は吸いにくいのではないかと?
(沖縄のタチアワユキセンダングサについては 「周年花を咲かせ、蜜の質もよいため、特に沖縄の養蜂家にとっては頼りになるみつ源植物である。」との記載があります)
さて、コセンダングサの頭花ですが・・・
花弁(舌状花の部分)がないので、全部「筒状花」の集合です。
筒状花の集団は周囲から中心部に向かって咲いていきますから、中央に2,3残っている濃褐色のとんがり屋根のような部分が咲き始めの雄しべ筒で、その手前の黄色いカールした器官がめしべです。
花冠は通常黄色なのですが、上の画像に見られるように周辺部に舌状花の名残か? 白い花弁のものがあります。
写真を撮ってから分かったのですが、筒状花の小花の中央付近の花冠に変なものが付いていました。
これはなんでしょう?
終期の小花です。
花冠の中の雌しべも受粉が終わり柱頭が褐色になってきています。
で、その頃、花を包んでいた総苞が青々とするとともに花が果実へと成長します。そう、ひっつき虫の誕生です。
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