アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

シオン属?‐ 秋深し

2021-09-29 07:56:10 | みんなの花図鑑
朝晩、めっきりしのぎやすくなりました。



季節を感じる場所は 憩いの農園。



キク科の名前が分かりません。



Google Lens で検索すると 「シオン属」と言ってきます。



日本では シオン(紫苑)属と言ってますが シオン属は Aster(アスター) です。



分類のツリーを上から降りていくと、
日本語ツリーでは
 キク目
 キク科
 キク亜科
 シオン連
 シオン属
とキクから突然 「シオン」へジャンプし、シオン属がキク科の中では 傍系のような気がしますが、




元々の学名では
 Asterales
 Asteraceae
  Arecoideae
  Astereae
  Aster
と語幹に変化がありません(Arecoideaeを除く)。
つまり、シオン属(Aster)は キク科(Asteraceae)の真っただ中にあるのです\(^o^)/




「シオン属 八重」でググると、以下のような記事に出会えます。
「孔雀アスターの名で総称される一群の園芸植物は、アスター・エリコイデスとキダチコンギクの園芸品種、および‘白孔雀’とユウゼンギクとの交配種などが中心になっています。」(趣味の園芸「宿根アスターの基本情報」)




シオンの学名は Aster tataricus、
英名も Aster tataricus
「シオンは原産国の1つである中国の呼び方「ジワン」が変化し、紫の花から「紫苑」の漢字があてられました。(中略)
シオンの英名は「タタールの(tataricu)星(aster)」を意味します。シオンの花びらが放射線状にひろがるのが星に例えられたのが由来で、タタールとはモンゴルやシベリアなど北アジアで活動する民族の総称です。」(BOTANICA植物辞典「シオン」)



コメントを投稿