Wikipedia にアプレットの説明がある。
アプレット(applet)とは、他のアプリケーションの中に組み込まれて実行される小さなプログラムとのこと。Javaアプレットの略称として用いられることも多い。
この説明文、末尾の微妙な現代的表現が面白い。
「用いられることも多い」は、普通「用いられることが多い」あるいは「用いられることもある」と書くところだが、「ことが多い」では断定感が強すぎて例外に弱く、「こともある」では稀少感が強すぎる。ほとんどはそうなのだと言いたいけれども例外にも用心しておこうというNK式の言い回しだ。
6月20日の「コントロール不能」でちょっと触れたが、コントロールパネルには種々の実行ファイルが並んでいる。
これらも「Control Panel アプレット」と呼ぶらしい。そのアプレットには「.cpl」 ( シーピーエル)という拡張子がついている。
ここの説明では、アプレットとは、あるアプリケーションを土台とし、その上で読み込まれ実行される小さなプログラムと言っている。
「アプリケーションの中に組み込まれて実行される」のと「アプリケーションを土台とし、その上で読み込まれ実行される」というのとは、同じように見えてそうでもなさそうなところもあり、日本語はなかなか難しい。
どなたか教えてください。