うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

スタートアップ

2011年11月08日 | 忘れかけていたこと

朝、目が覚めてから起き上がるまでに時間がかかる。
電源スイッチを押してから Windows が起動するまでに時間がかかるのと似ているが、パソコンのそれは、いろいろな仕事の準備を起き上がりながらやっておこうというので、低血圧の寝起きの悪さとはちょっと違う。

立ち上がりが遅いと Vista が悪評をばら撒いてしまったこともあってか、アプリケーション・メーカーは、自分の作ったソフトは早く動き出すというところを見せようと工夫をする。
インストールしたとき、スタートメニューに我が名を加え、タスクバーにアイコンを貼り付けて、いつでもどうぞすぐ動き出しますと勢ぞろいする仕掛けである。多くのソフトがそうなっている。
パソコンの起動がだんだん遅くなるのは、すぐには仕事がなくまだ寝ていてもよいものまで叩き起こして整列させるからで、その数が増えれば当然時間がかかるようになる。
ユーザーにしてみれば、初見ではどれがそうなのか見当がつかないこともあるから、デスクトップにアイコンがあって、いつでもスタートできるようになっているのは便利なのだが、慣れてくればそれがいい迷惑になる。
最初はグーだったが、1月に1度しか使わないような道具を毎度作業台に並べる必要はまったくないのに、それを強要させられることになる。


こういう無駄をやめさせるには方法があって、スタートアップメニューで、次に要求するまではいらないと言っておけばよい。方法は簡単である。

【設定の手順】

1.[Win(旗マーク)]+[R]、 これは[スタート]⇒[ファイル名を指定して実行] と同じ結果になるが、こちらのほうがずっと早い。

2.「ファイル名を指定して実行」という窓が現れるので「名前」記入欄に「msconfig」と書き込み [OK] ボタンを押す。ここで字を間違えれば、もちろん動かないので心配はいらない。

3.「システム構成ユーティリティ」の窓で [スタートアップ] タブをクリックする。

そこに現れた窓には、起動の都度準備を整え、いつでも動けるように「常駐」させておけるプログラムが並んでいて、左端の□にチェックが入っているものが年中無休で準備に入ることになっている。
ここでいつも必要なもの以外はチェックをはずしておけばよいのだ。

ときには、余計な準備など全部いらないことにしてしまえと、全部チェックなしを薦める勇ましい人もあらわれる。
そういう人のためにかどうか知らないが、この窓には「すべて無効にする」というボタンもある。
Hさんの実験結果では、従来どおりのスタートと、「すべて無効にする」とした場合のスタートと、時間を計ったらそれほど差はなかったという。

話の起動までに時間がかかったので、スタートメニューの中身の点検はまた明日にしよう。