更新ファイルには、インストール失敗宣告をたびたび受けた恨めしいのがあった。
それがいつの間にか消滅して、終了のときに、いいのか、いいのかと訊かれなくなった。
訊かれたときは、いちいちインストールしませんとお断りを入れなければならなかったが、Hさんのお勧めでチェック・ディスクを実行してからそれがなくなった。
しかし、更新のダウンロード対象には残っていて、いちいちそれを避けてダウンロードしていた。
はじめはいらないといっても、どういうわけかインストールのときに失敗宣告が何回かあった。
二日前ぐらいに更新の知らせがあって、またかと思ってファイル名を見ると、それが入っていない。
それが二度続いた。もう来ないだろう。
とうとう勘弁してくれる気になったか、まあまあよかったとは思ったが、さて、それではしぶとく付きまとっていたアレはどうなったのだろう。
あれば面倒、なければ寂しい。
世の中には、似たようなものがある、ふしぎだなあ。