ワードで作る年賀状の講習会に参加した。
文面も図柄も準備されていて、差出人の文字だけ自分用に書き換えればそのまま使え、手早くできる。
復習していたら、一つ疑問が出た。
講師からは、図を入れる場所に6行の空行を作っておいて、そこに図を挿入するよう教えてもらったが、この空行は1行でよいのではないか。
1行の空行にカーソルを持っていってから[挿入]⇒[図]・・・とやっていけば、挿入した図で1行分という勘定になって、図の大きさの調整だけで、図と文字の関係のややこしい設定は何もいらない。
図が大きすぎて次のページに跳んでしまったら、小さくすればすぐ鞘に収まる。
図をクリックしておいて[中央寄せ]のコマンドアイコンを押せばそれでOK。
Office に図を挿入して随所に配置する場合の扱い方の練習なら、[図ツール][書式][文字の折り返し][前面]あるいは[背面]という、回りくどい操作もやってみる意味はあるのだが、図の挿入は年賀状だけという人にはさぞ面倒だろう。
図を全面に広げて字を白抜きにする方法の講義も続いてあったから、その伏線であらかじめ図を「背面」設定にしておく考えがあってのこととは思うのだが。
便利さの裏側には面倒が起きやすい。便利な枝が増えて入り組んでくると、はさみを入れる場所を見つけるのに骨が折れる、やれやれ。