うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ソフトの進化

2011年11月21日 | 忘れかけていたこと

コンピューター・システムはまだまだ進化を続ける。

全体の流れは進化の方向にあっても、ところどころに渦が巻いている。

アプリケーションソフトの細かいところにも、その渦がある。
MSオフィスの画像挿入操作もだいぶ大きな渦で、それがなかなか消えない。
消えない渦とは、使いにくさである。

年賀状を作ってみる。
ページの大きさと向きを決め、始めに文字をべた打ちで書き込む。文字の大きさと書体、配置を編集する。
そこまではよい。次の画像挿入のところに渦が巻いている。

画像を入れたとたんに、初心のユーザーは面食らう。
挿入位置の指定を気にかけるかどうかで必要な操作が変わる。
必要な操作が変わるということは、誰がやってもよどみなく進むようにはなっていないということだ。
たかが画像挿入の仕方に技術や要領がいるのは、ソフトのほうの頭がよほど悪いのだ。
そんなところにユーザーの慣れや修行を要求するようでは、進化したソフトとは言えない。まだまだソフトのほうの修行が足りない。

夜の銀座の裏通りのように色とりどりの看板をずらずら並べてみたり、指先ではねて動いたりするのを得意がったりしても進んだソフトとは言えない。

ユーザーが何を望んでいるのかを察知して、そのように動くのが進化したソフトだと思う。