うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ツイートの要領

2012年07月02日 | 千差万別

鶯の声が減ってきた。蝉はまだ鳴き始めない。
鶯も蝉も、小さな体で遠くまで聞こえるあの声は、ひとりごとではない。

ひとりごとはひとに聞こえないように言うもので、それを聞き返されるとわずらわしい。
つぶやきは小さな声のひとりごとだが、声が大きくなって野次に変わり、録音されると品が落ちてくる。
N町にはそういうことにしか発言あるいは発声の機会を与えられない人も大勢いて、なにやら気の毒である。

ツイッターというシステムがあらわれて、新型ケータイやスマホの売り出しに役立った。
野次の用具ぐらいの意味を呼び名にしたツイッター、これは編集も偏執も無用で、あまり時間をかけない方がよさそう。5分以内、はまり込みそうになってもせいぜい10分ぐらいにしておいたほうがよい。

そこに何か書き込むことを、日本語ではツイットと言わずにツイートと、なぜか引きのばして呼ばれる。

ツイートにはひとつだけ要領がある。
ハッシュタグを付けること。メールアドレスの @ マークと違ってそれがないと相手にしてくれないというものではないが、群れのワッペンのようなもので、つけていればグループを見分けられやすい。
面識がなくても仲間になれそうかどうか見分ける前の分類が、お互いにすぐできるという仕掛けになっている。

ハッシュタグを付ける方法はごく簡単である。

[半角スペース][半角#]分類記号[半角スペース]
(例)「 #日本酒 」 「 」はもちろんつけない。
   # ←この記号と前後の半角スペースを忘れずに 
これを一緒に書き込んでおくと自分の発信したツイートが、日本酒に関心のある人の気分が日本酒に向いたとき、その人の目にとまりやすいということになる。

何を書いても自由だが、書かずに見てもらえるほどの自由は、ツイッターにもない。
参加しなければ相手にされようがないのである。

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津田 大介
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