教材は大まかに分けると教科書/参考書/ドリルの3種類になる。
ドリルには巧い訳語が見つからない。
教科書、参考書は、日本語がだいじにされていた時代に生まれ育ったものなので、誰でもわかる日本語分類名がついたが、基本練習、基礎訓練のためのドリルは、学校教育になじまなかったわけでもなさそうなのに、なぜか日本語の命名の機会を得ることがなかった。
作るのにいちばん簡単なのは参考書、次は教科書、最も面倒なのがドリル。
そして、初心者向けに実際に役立つのは、その逆順だろう。
参考書は参考になることを全部網羅すればよい。教科書はだいじな骨の部分をまとめればよい。
だが、教科書をひととおり説明しても教育にはならない。
参考書は小骨や脂身が入り混じっていて、頭から尻尾まで食べられるものではない。
実践向きはドリルだが、人さまざまで、万人向けのものはできない。
パソコンの教材作りは、結局作る人のお勉強材料になることが、最大の効用と見たがどうだろうか。
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天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 |
認知工学 | |
ディスカヴァー・トゥエンティワン |
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ドリル式 アメリカの小学校教科書で英語力をきたえる |
ジェニファー・キャントウェル | |
朝日出版社 |
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RYOBI ドライバドリル CDD-1020 |
回す~穴を開ける | |
リョービ |