SNSは、有効に働けば、活性を共有できる場になります。
しかし、一方では劣情開陳の場にもなります。
人間はおかしなもので、プラスの同調はなかなか見当たりません。
マイナスの、ぼやき、やっつけ投稿にはすぐにソーダソーダの掛け声が集まります。
プラスにソーダが集まりにくいのはなぜでしょう。
電気分解で、ナトリウムイオンがマイナスのカソード側に引き寄せられていくのに似ています。
双方向のSNSシステムには、自乗作用が働きます。
不幸な場合に、バカ同士が双方向ならバカの自乗になるという、みじめな結果を招くこともあります。
一方が早くハッと気付いてブロックしてしまえば自乗作用はそこで止まるのですが、変なところで負けん気が沸き上がってくるとさあいけません。
無用の昂進を避けるには、シャッターを閉じるチャンスを逃さないこと。
シャッターチャンスは、写真だけのことではなかったようです。