うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

脅しに怖れるのがいちばん危ない

2015年05月06日 | 忘れかけていたこと

脅しは嫌なもの、怖いものです。
脅し怖れるのは、だれでもあたりまえのことです。
しかし、実際に脅し遭ったとき、そこで怖れるのはいちばん危険です。
相手が、暴漢でも、たとえ警官であっても、脅されて先に手を出すのが最も危険です。

ランサムウエアと呼ばれる身代金要求型不正プログラムが横行しているようです。
パソコンに忍びこんで動かなくしておいてから復旧代金をよこせと言ってきます。
向こうは復旧という人助けが仕事ではありませんから、復旧代金はほとんど取られっぱなしになるのはあたりまえです。
いまどこかで夢中になっている子供銀行とそっくり、集められたカネは向こうのものなのです。
こういうはずだった、約束が違うなど、もちろん通用しません。
手にいれることのできるのは、ぼやき話のタネだけです。
信用という概念など持ち合わせのない国も、人も、実際にはアリなのです。

忍び込むといっても、向こうはポケットに手を入れたままですから、戸を開けてやらなければ入ってこられません。
扉の外でいきなり手を振り上げることはしません。
「危なそうだから検査しましょう」「鍵をもう一つつけるとよいです」とやんわり脅しをかけます。
そこで怖がってはいけないのです。
こちらからついクリック、すぐさま引っ張り込まれます。
とにかく、相手にしないこと、それより有効な手段はありません。
いったいこれは何だろう、まずこんな疑問を持ってもらえば、そのとき向こうはしめしめ、ニヤッと笑っているのです。

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