うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

【遠隔操作】~現象再探訪:22

2016年01月18日 | 千差万別

印刷データを、無線でプリンターに送る方法には、いろいろ利点があります。
家庭用の場合、家族それぞれが持っているパソコンから、1台のプリンタを共用できます。
2階でパソコン、下でプリントということもできます。

ところが、この便利な使い方にも、厄介なことが二つあります。
まず、プリンターにもパソコンにも、無線の受け渡しを取り次ぐ仕組みが備わっていて、それが要求に応じて巧く働くように設定されていなければなりません。
ユーザーには何もさせずに、黙って自動設定してくれるプリンターもありますが、それなりのお値段になるでしょう。
問題はもう一つ、印刷コマンドを出すところは、離れていてもよいのですが、印刷された仕上がりを確かめるには、プリンターのところまで歩いて行かなければなりません。
印刷した紙は、プリンターから手元まで、電波のように飛んできてはくれないのです。
オーイ、それ持ってきてくれ、ハイハイ、この方法が毎回続けられかどうかということです。
人間がのこのこ歩き回らずに、犬を訓練して持ってこさせる、進んだ方法を取り入れるまでにはなかなか大変でしょう。

大勢の人がそれぞれにパソコンを使って、プリンターは共用という場所でなら、無線印刷も大いに役立ちます。
けれども、家庭用では、不便を体験するために便利さをこしらえているような、おかしなことのように思うのですが、いかがでしょうか。

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