TVに和風総本家という番組があります。
一門を構成する分家の数が多くなると、場合によっては「わしのところが本家じゃ」という人が何人も現れることもあるでしょう。
名乗るのは勝手でも、何かのときには芯になる総本家がないとおさまりがつきません。
ここに持ち出したIFの総本家は、そんなややこしい意味ではなく、添えもののない純IFで、IFだけに意味を持たせた関数の構造を真っ先に確かめておこうということです。
Excel のシートの中のあるセルの値が、ある条件どおりのときに○判定を表示させ、条件と違うときには×判定を表示させるという、いちばん簡単な形を頭に入れておきます。
このIF関数の大本になる基本形は、関数構造を理解して、応用範囲を広げて行く旅の出発点になるでしょう。
これはIFだけではなく、関数全体の総本家とも言えそうです。