うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

メールはプレビューウインドウなしがよい

2014年04月14日 | 忘れかけていたこと

メールにプレビューは危険だという忠告に従って、プレビュー画面を引っ込ませて使わずに何ヶ月か経ちました。
こういうことは、少しは続けてみなければわからないものです。
初めのうちは不便な気もしていましたが、慣れてくると、見ようと思うメールだけを見る、見てから読むという段階操作が、見る前の一括整理にも役立っています。
おかげで受信トレイは毎日空に、2~3分もかかりません。

やはりメールは慣れればプレビューウインドウなしがよいと思います。
クリップのついて来た怪しいものも、すぐ送信禁止にでき削除もされます。
墓場の見える窓は、いつも開けておかなくてよいのです。

中身を見る必要のなさそうな手紙は、どういうわけか封がしてありません。
プレビューウインドウは、封なしの手紙が取り出し口に挟まっているような、気味の悪いものだと感じるようになりました。

ただ、視力が弱ってくると、こんな間違いもあります。
「沖縄へ ○○より」という件名を見つけ、「お、沖縄旅行か」、よく見ると「沖様へ」でした。

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鎧兜の重みに負けると動きがとれなくなる

2014年04月13日 | ソフトいろいろ

パソコンのOSが、更新という手段によらずに攻撃を防げるようになったとき、そのシステムは完熟したと言えるでしょう。

OSの更新は鎧兜のようなものです。
本体は変わらずに次々に何段もの防御を重ねていきますから、すっくと立ち上がることはできなくなります。
Windows XP は鎧兜の重みに堪えきれなくなりましたが、そのあとのバージョンも寿命が宣言されています。

・Windows 7  :2020年1月14日
・Windows 8/8.1:2023年1月10日

年初の10日、14日がどういう日なのかは知りませんが、それぞれに使用可能と言っているパソコンの能力、攻撃力の昂進状況、着けなければならない鎧兜の重さなどから計算していくと、こういう時期になるのでしょうか。

お先真っ暗は困りますが、先が見え過ぎるのも、あまり心地よくありません。

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使わなければ不自由ではない

2014年04月12日 | ソフトいろいろ

道路交通情報や電車の運行情報がいつでも見たり聞いたりできるようになりました。
 道路交通情報 ⇒ http://jump.cx/load
 電車運転状況 ⇒ http://jump.cx/trf

便利なありがたい情報源ですが、車を走らせない、電車にも乗らない人にとってはどうでもよいお知らせです。


ある日突然にでもなく、予感はあったのですがツイッターにつながらなくなりました。

IN8ではもう古い、つないでやらないというわけです。
使っている人が多くても、古くなれば、もう新しいのにしなさいというお告げです。


何年か前にはなかったツイッターです。

ごく稀に「おお、こんなこともあるのか」と思う細切れ情報が混じって載るぐらいのサイトですから、つながらなくても全然不自由はしません。


おかげで生活ノイズが減って清々しています。

いま「せいかつのいず」で変換したら、真っ先に「生活の伊豆」と出てきました。
伊豆にもだいぶご無沙汰していることを忘れていました。

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パソコンは冷凍に向かない

2014年04月11日 | 忘れかけていたこと

「ごくたまに電源を入れる」というパソコンは一種の危険物です。
Windowsの更新プログラムが適用されていない、ウイルス対策ソフトのパターンファイルも最新でない、という穴だらけの状態にあるからです。

パソコンは動きながら性能を保ちます。
寝かせきりは最悪の保管方法です。
たまにスイッチを入れると更新に時間がかかって大変だというのは、冷凍が過ぎて解凍に時間がかかるのと同じです。
ではどうしたらいいのか、そんな質問には回答不能です。

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モノの用途にも強弱があった

2014年04月10日 | 千差万別

モノの用途には強弱がありそうです。
こういうことに使いたいというニーズ系が強い用途、何かに利用できないかというシーズ系が弱い用途です。

情報工学にも音響工学にも、S/N比という性能の表し方があります。信号量 (signal) と雑音量 (noise) の比です。
信号は発信源から出される量が限られますが、雑音のほうは無限に大きくなりうる力があります。
S/Nは概してNが強い、勢いがよいのです。

モノの用途で「何かに使えないか」と探すS系の用途が弱いのと同様に、パソコンの用途、パソコンを使って得られる情報の用途も、S系は弱いと言えるでしょう。
目的なしのS系の情報探しは、退屈しのぎと野次馬興味を満足させる効果といっしょに、マルウエアというM系の情報呼び入れにも大いに効果があるのです。

Webの世界では、Nを抑えるのではなくMを抑え、S/M比を上げたい、話が妙な方向にずれ始めました。
危ないときは接続を絶つのが有効な対処法のようです。

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時間のスキマと心のスキマが危ない

2014年04月09日 | 忘れかけていたこと

サイバー攻撃は、時間のスキマと心のスキマを狙ってやってきます。
昨日まで巧く動いていたのが今日になっておかしい、そういうことがあったら、昨日と今日のスキマを狙われたのです。
昨日と今日のスキマはパソコンの電源を切ったときから、次に入れるまでのベッタリの時間ではありません。
スキマはごく薄いからスキマなので、攻撃された時間のスキマは、スイッチを入れたときから普段と違うことを試そうとしたところまでの間のごくわずかの時間です。

そのときには、セキュリティの意識はどこかに飛んでいっています。
心にスキマができているのです。

「つい何となく」指が動いて、という瞬間がたびたびあれば、時間のスキマと心のスキマが合致する確率は、指が無心に動く回数に比例して高くなります。
心が動かず全く何もしないのに、時間のスキマだけでやられる機会は、歩道橋の上で交通事故に遭うぐらいのものではないかと思っています。いかがでしょうか。

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ダウンロード元の選び方

2014年04月08日 | ソフトいろいろ

ソフトのダウンロードを取り次ぐのが仕事というサイトがあります。
著名なのは「窓の杜」( http://jump.cx/mado )と「ベクター」( http://jump.cx/vect )、どちらも日本に本拠を置く日本の会社が運営するサイトです。

ソフトをダウンロードするとき、このどちらかが取り次ぐところからならまず安心といわれています。
いわゆる「定評」です。

しかし、「まず安心」というのは「まず」のほうが肝心なところなのです。
「まず」は当然「絶対」ではありません。
「危なくない」といううわさのたつところは、「危ない」といううわさのたつところと比べれば危険度が低いという程度のことと思っておいたほうがよさそうです。
老舗でも有名店でも、Yじるし、I たんのものならと思っていておなかを壊すこともあるでしょう。


ソフトをダウンロードするときは、「どこから」より先に「何を」「何のために」を自分で確かめなければなりません。
面白そうなものが見つかったから、ちょっと試してみようか、その偶然と気まぐれが、危険への案内役を引き受けてくれます。

必要のないものを集めて愉しむ、それをやめれば危険率は下がります。
必要になったとき、どのソフトをというのを決めて、そのあとで「どこから」ダウンロードするかを選ぶ、そのときに定評が生きてくるのです。

ここなら全て安心というのは、逆転の危険発想にしかなりません。

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ライブラリへのお誘い

2014年04月07日 | 忘れかけていたこと

ライブラリと言うほど、大げさでなくてもよいのですが、「怪名簿」を作りませんか。

怪しい来訪者を登録しておく名簿です。
みなさんのパソコンにも、ときどき呼びもしないのに黙ってやってきて居座るプログラムがあるでしょう。
うっかり呼び入れてしまったのも仲間に入れましょう。

「そんなふうなのが来たきた」という話だけでは意味がないので、「名前」を登録して置こうというわけです。
「出て行ってもらう方法」も書かれているとよさそうです。

こうしたらよい、そんなアイデアがありましたら、コメント欄で教えてください、よろしくお願いします。

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セキュリティホールはやはりアナだった

2014年04月06日 | 忘れかけていたこと

遠隔操作ウイルス事件で389日もの間ひどい目に遭ったK氏が、「自由は眩しい」と言ったそうです。
眩しいのは、キラキラ明るいのか、全体がよく見えないのか、それがないまぜなのか、他人にはわかりません。

蔭でニヤニヤあるいはショボショボやっている「犯人」が「いる」ことは間違いなさそうです。

この人騒がせなウイルスは、誰か他の人のパソコンを中継点にして、何十人かにばらまかれ、入れるアナのあったところに入り込んで、見ても分からないフォルダーをつくり、そこを中継点にまた広がっていくという、つかまえどころのないもののようです。

アクセスの覚えがないほど回数の少ないアクセス履歴が、捜査中に「何万回もの頻繁なアクセス」履歴に化けてしまうという不思議な現象もあったと聞きます。

この事件は、「覚えのないアクセスをするな」という教訓を残してくれました。
見たいものは見たいのだと、好奇心の自己弁護を続けていると、いつかどこかにアナがあくかもしれません。

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こんなことも起きます

2014年04月05日 | 千差万別

かなりのハード・ツイッターの方がぼやいていました。

原稿書いてたら、Explorerが落ち、秀丸の保存もできずハング、それまでの作業は水の泡。
いまごろなぜそんなことが起きるのか Windows よ。

 

何かを欲しがりすぎても、狙いすぎても、つながりの網の目はどんどん細かく広く伸びていきます。
魚は網にかかるのを嫌い、漁夫は網にかかるのを待ちます。

魚が漁夫の真似をすると・・・。
どうなるでしょうか。

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夢よ永遠に

2014年04月04日 | ソフトいろいろ

XP で頑張ろうという人にこういうのはどうだと、「XPパソコン用“永久型”セキュリティ対策ソフト」というのが出ているようです。
永遠という名、メンテナンス不要という触れ込みに、つい触手が伸びそうです。

しかし、おかしいと思ったのは「試用不可」の四文字です。
メンテナンス不要といっても、それが確かかどうかは、使い始めてせめて数ヶ月は経たなければわからないでしょう。
使ってみなければわからないものを試してはダメ、お金を先に払いなさい、これは怪しいと見なければなりません。

永遠の名は、「永久機関」を思い出させます。
バッテリーのいらない電気自動車、下り坂でコンデンサに電気を貯めればあとはどんどん走れるという車が出て、それが試乗不可だったら買う人がいるでしょうか。
私の家は坂の上なのです。往きはよいよい、帰りは歩き。

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SNSは劣情開陳の場

2014年04月03日 | 千差万別

SNSは、有効に働けば、活性を共有できる場になります。
しかし、一方では劣情開陳の場にもなります。

人間はおかしなもので、プラスの同調はなかなか見当たりません。
マイナスの、ぼやき、やっつけ投稿にはすぐにソーダソーダの掛け声が集まります。

プラスにソーダが集まりにくいのはなぜでしょう。
電気分解で、ナトリウムイオンがマイナスのカソード側に引き寄せられていくのに似ています。

双方向のSNSシステムには、自乗作用が働きます。
不幸な場合に、バカ同士が双方向ならバカの自乗になるという、みじめな結果を招くこともあります。
一方が早くハッと気付いてブロックしてしまえば自乗作用はそこで止まるのですが、変なところで負けん気が沸き上がってくるとさあいけません。
無用の昂進を避けるには、シャッターを閉じるチャンスを逃さないこと。
シャッターチャンスは、写真だけのことではなかったようです。

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