うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

そうだったのか:24 サポートの効果は数でも水準でもない

2017年12月16日 | 千差万別

10人を相手に行われた何かのサポートに比べて、100人を相手に行われたサポートが、10倍の効果が出たと喜ぶのは、数値データの報告を集める人たちだけでしょう。

「サポートとはさせること」と昨日書きましたが、10人の中から自分で何かをできるようになった人が5人いれば、100人の中から3人だけが何かを自力でできるようになった場合より、効果が出ていると言えるでしょう。

サポートの効果は、向上の度合いなのです。
それぞれの水準で比較することでもありません。

さてここで、させることの効果を振り返って見られるようにするにはどうしたらよいのでしょう。

 

 

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そうだったのか:23 サポートとはさせること

2017年12月15日 | 忘れかけていたこと

街のスピーカーから、詐欺に掛からないようにと、ご注意放送がときどき流れます。
同じ放送を家の中で聞ける、「緊急地震速報端末装置」という名のハコがあります。
地震速報だけでなく、役所からの放送がみな聞こえます。
FMラジオ放送も聞こえます。

あるときから音が小さくなり、耳の遠い家人はよく聞こえないと言いはじめました。
そこで、放送を配信している会社のサポートに電話でたずねました。
「ラジオはよく聞こえるのに時報も警報も音が小さくて聞こえない」と告げると、「役所からの送信をこちらでは調整できません」
これでサポート1件片付きのつもりのようでしたが、マッタをかけました。

「役所と連絡をとれないの?」「こちらは配信するだけですから」
情報の送信元と話をするのは、端末受信のサポートの仕事とは別ということにしている様子です。
「役所と調整してみてください」「本社と相談します」
サポートとは、できるだけ狭い領域内で問題を解消させることという業務慣行ができているように伺えます。

あれやこれや粘った末、端末装置を別のメーカーのものに取り換え、音量も回復しました。
振り返ってみれば、こちらが窓口の人の仕事をサポートした結果になっています。

サポートとは何かをすることではなく、させることだったようです。


そうだったのか:22 スペースの効果

2017年12月14日 | 千差万別

相手が立つ、百分の何秒かの間をおいてこちらが立つ、相手はマッタなのかと瞬間の気が緩む、そこに付け入って仕留めるという強者攻略法があります。
この戦法の取り方は、巧まず自在でなければなりません。
みえみえ、バレバレでは立ち合いが成功しても、観客の気をそぎます。
この手に失敗して負けた横綱が、張り手までかましてしまったのに、マッタではないかと大見栄を切ったら、それが大恥になったのは先月のことです。

このようなわずかの時間差は、Web サイトの検索にも効果が現れます。
著名人の姓と名で検索するとき、続けてキーにするのと、姓 名間にスペースを入れて二つのキーにするのとでは、ヒットの結果が大きく違います。
連続のキーではご当人が見せたいサイトが現れず、二つに分けたら Youtube の動画がずらっと並ぶということもあります。
どなたかに狙いをつけてお試しください。

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そうだったのか:20 添付ファイルが消えたり化けたり

2017年12月13日 | ソフトいろいろ

メーリングリストから受信したメールに、本文には「別添の」という表現があるのに、添付ファイルのないものがやってきました。
ほかの方は、①普通に添付されている ②WINMAIL.DATというファイルに化けて添付されている といういろいろな受信をされているようです。

これは、発信元でメーラーに Outlook を使っていて、TNEF(Transport Neutral Encapsulation Format) 形式で送信した場合に発生する怪現象です。
TNEF は、メールに投票ボタンを仕込んで賛否を問うなど、学校やグループ活動には役立ちますが、一般の情報交換、連絡交流には用のない機能です。

怪現象をなくす対策はあります。
1.送信者側で TNEF を使わないように設定する。
2.受信者側のメーラーを Outlook に統一する。
___この対策はナチ式になるので上策ではありません。
3.受信者側で添付ファイルを開けるように変換する。
___添付ファイルが消えてしまう場合は変換のしようがありません。

メーリングリストには、やはり送信者側の対策が最適なのですが、送信者が、では直そうかというつもりにならなければ、対策に踏み込めないという垣根問題があります。
さて、どうすればいちばんよいのでしょうか。

 

 

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そうだったのか:19 まだあった元に戻すキー

2017年12月12日 | ソフトいろいろ

Word で、文字数が意外に増えてページ内や枠内に収まりきれないとき、「段落」の「インデントと行間隔」タブで、□「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」という、読みにくいので最後までは読まずに設定をはずして行間を詰める方法があります。

しかし、そのとおりにしてみたら行間が詰まりすぎて、元に戻したいということもあるでしょう。
このとき、また同じメニュタブを呼び出す回りくどい手続きのいらない方法がここにもありました。

範囲指定したら [Ctrl]+[Q] 、この一瞬で元の段落書式に戻ります。
これは段落書式に共通ですから、行間調整だけでなく、ほかのことにも使えます。

これは便利、と思ったものの、よく考えてみれば [Ctrl]+[Z] が別にありました。
[Ctrl]+[Z] という万能キーなら、範囲指定が解除されていても大丈夫、ではだれが [Ctrl]+[Q] を考えたのでしょう。
クイズの好きな人なのでしょうか。

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そうだったのか:18 フォントを標準に戻すキー

2017年12月11日 | 忘れかけていたこと

Word で文書の編集中に、ある部分の文字を強調してみようとフォントを変えてみることがあります。
それがちょっとやりすぎで、変えてみたらバランスがよくないということもときどきあります。

そんなときには、変えた部分を範囲指定して戻します。
この場合、「ホーム」の「フォント」タブにある「フォント変更」⇒「フォントサイズ変更」という回りくどい手続きのいらない方法があります。

範囲指定したら [Ctrl]+[Space] 、この一瞬で標準フォントに戻ります。
まだお使いになっていらっしゃらなかったらお試しください。

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そうだったのか:17 カスの持ち込み 可否は場次第

2017年12月10日 | 千差万別

カスにもいろいろな種類があります。

カスにはそれぞれの味わいもあって、舌を楽しませてくれます。
今は肥料、昔は食糧だった苦い思い出をよみがえらせてくれるものもあります。

永田町のだいじな場所にも、カスがしばしば登場します。
国民の資格もなさそうなカスのような人が、バッジをつけ、質問という名をつけたいろいろなカスを持ち込んできます。
あそこでは、投げ出されるカスをシャベルで混ぜ返す人もいれば、カスの扱いが気に入らないという文句を避けるために、さもだいじにしているとばかりに取り扱い注意を装った時間つぶしも行われます。

パソコンの相談会にも、自分では何も考えないカスのような質問や、質問風のカス話も持ち込まれますが、こちらのほうは、やり取りの場のあることがだいじなので、どんなカスでも粗末には扱えません。

永田町の奇態は、どうやら場の性格を誤解しているのが原因のようでした。
国の動きをどうするか、それを論議する国会と、何かの相談会との区別が付いていないのです。
あたまにカスのつまった人にはその判断ができません。
こんな困った状況をなくすにはどうしたらよいのでしょうか。

 

 

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そうだったのか:16 想定問答では不十分

2017年12月09日 | 千差万別

パソコンの故障は、いつどういうふうに起きるのかわかりにくいものです。
ユーザーが意識して操作した結果は、ほとんどの場合故障にはなりません。

故障でも故障でなくても、パソコンが思うように動かなくなったという相談がよく持ち込まれます。
一人ひとりで考えただけの想定問答では、まさかのことには知恵が回りかねるでしょう。

その場検索で答の出そうなことばかりでなく、なんでもいらっしゃいと言えるために、パソコン故障のロールプレイングというのはどうでしょうか。

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そうだったのか:15 安全という名のお邪魔ムシ

2017年12月08日 | ソフトいろいろ

パソコンのユーザーにとってセキュリティとは、支障なく使える状態を継続して保てるということです。
ネットに接続しないとき、セキュリティソフトには用がありません。

セキュリティソフトは、ネット接続されるときに動作状態になればそれで結構なのです。
ネットにつながずに単独で使っているとき、使用中のアプリの領域にまで乗り込んで動作不調を起こさせることがあったとしたら、大変な迷惑です。
そのときセキュリティソフトは、マルウエアの仲間入りということになります。

守ってやるのだからと、単独使用へのおせっかいは傲慢ではないかと思います。
単独使用の場には、一歩の踏み込みを止めればよいのです。

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そうだったのか:14 落ち着いて考えれば

2017年12月07日 | 忘れかけていたこと

11月22日に、Excel で起きたリボン不調のことを書きましたが、その直前に I MEがうまく動いていなかったことを忘れていました。
異常現象は一つではなかったのです。

アプリで違う故障がごく短時間のうちに続いて起きたとき、アプリ本体にその原因はないという、ほぼあたりまえの想像に、あたまが働いていなかったのでした。

何か気に入らない状態が起きると、誰かのせいだという思い込みはよくあることです。
そうなると、ほかの原因には目が届きません。
何が何でも狙いをつけた人に原因を結びつけて責め立て、まったくないことまで話を作り上げてまでも狙った相手を追い詰めようと躍起になります。
三文ドラマにときどき見られる筋立てですが、この種の見苦しいさまの展開で視聴者の気を引こうとする、それがメディアの悪習にもなっています。

もしこんなバカ話に似た状況で、アプリ本体に故障がないことを証明せよなどという、アホなユーザーが現れたら、アプリのメーカーは大いに迷惑を被ることでしょう。

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そうだったのか:13 両方向に利くオートフィル

2017年12月06日 | ソフトいろいろ

オートフィルは、Excel のうちでも使う機会の多い便利な手法のひとつです。これが向きにも使えることを、講習会で教えてもらいました。

連続セルのデータの削除は、通常は範囲指定後 [Delete] で行いますが、オートフィルを逆向きに行うと戻った分のセル内データが消去できます。

電車が停車位置を越えてしまったとき、放送をせずに所定の位置を戻す操作に似ていますが、走らせ過ぎたオートフィルを戻すには、 [Delete] よりも早そうです。


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そうだったのか:12 ウイルス防止のおせっかい

2017年12月05日 | ソフトいろいろ

11月22日に「せめてこのくらいは:4」で、Excel のセル操作中にリボンの操作が受け付けられなくなった現象のことを書きました。
そのときは Excel の故障を疑っていたのですが、同じパソコンに出会いあらためて Excel のセルコピペを試してみたら、リボンも正常に操作でき、Excel の故障ではないことがわかりました。

ところが、しばらくセル操作の練習を続けていると、また同じようにリボン不動作状態になりました。
よく見ると、ウイルス防止用ソフトのメッセージが出ています。
そのメッセージウインドゥをたたむと、また Excel のリボンが使えるようになります。
さらにしばらく経つと、またリボンがロック、こんどは Excel の表示をいったん最小化して元に戻すと復活、仕方なくそれを続けて練習を終わらせましたが、終わってから調べてみると、このウイルス防止用ソフトはクラウド型で、インターネットの接続環境にないと平常の動作をしてくれないことがわかりました。
途中の執拗な邪魔だては、インターネットにつないでくれ、つないでくれという催促だったようです。

これを起動しないように設定しておく方法は、初心のユーザーには厄介なので、次回にはウイルス防止用ソフトをいったん終了させておく方法を試してみようと思っています。

インターネットに接続されている状態が通常で、つながないのは普通でないという時代になったようです。

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そうだったのか:11 見せたければ

2017年12月04日 | ソフトいろいろ

Web の記事の紹介は、見たい人が直接見るように、「ここで見られます」がいちばん良さそうです。

URLを示してリンクをはっておくのが最上、コピペなどは余計なお世話に属します。

URLの表示に日本語文字を組み込んであると、百字を超えたものにもなるので困りますが、短縮URLという便利なものもあります。
ただこれには
寿命の予測がつかないという欠点もあります。

___いつまでも いると思うな 眠り犬

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そうだったのか:10 手出し無用

2017年12月03日 | 千差万別

「ここをクリック」とアイコンやボタンを指し示す教え方は、覚えることの邪魔になりそうです。

教えるほうも教わるほうも、その場の面倒がなく手っ取り早いのですが、操作者のおそらく8割以上は、指されたとおり言われたとおりに指を動かすだけで、そのときは心ここにあらずという状態でしょう。

足を持ってもらって逆立ちをしても、できたことにはなりません。
手で立つということの実感を自分でつかめてないからです。

パソコンの操作を教えるにも、言葉を使って手は出さない、管制塔方式がよさそうです。
乗り込んで操縦桿を分捕るなどは、お片付け指導以上の効果はありません。

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そうだったのか:9 初心を乗り越えさせるには

2017年12月02日 | 忘れかけていたこと

スタートを遅らせ、取りにくい状況にしてギリギリで捕る練習方法があるそうです。
何度やっても同じようにできるだけでは練習になりません。

パソコンの中級練習で、操作しにくくしておいてからスタートする、うまい練習方法はないものでしょうか。

 

 

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