斎藤くん入学をきっかけに、六大学のテレビ中継が増えました。
これによって、より多くの方々に六大学野球を再認識していただけるようになり、ファンの一人として、心から感謝しております。
そのテレビ放送ですが、一つだけ、『あれっ、それでいいのかなぁ?』と感じている点があります。
試合終了後の勝利インタビューです。
大学ラグビー、高校野球などの中継では、勝利インタビューは、真っ先に監督、そして主将が受けるものと相場が決まっています。
『アマチュアのチャンピオン・スポーツでは、選手たちにとって勝利こそが唯一無二の栄光であって、勝利以外に報われるものはない』と私は考えています。
例えば、プロスポーツは、チームの負け試合でも一試合に三本ホームランを打てば給料が上がります。
しかし、アマのチャンピオン・スポーツの場合は、どんなビッグ・プレーを披露しようが、結果としてチームが勝負に負ければ悔し涙を流すしかありません。
こんな視点に立つと、ラグビーや高校野球で、まず監督と主将に勝利インタビューを行うのは、実はメディアが勝者に対して、すなわち見事に勝利した「チーム」に対して最大の敬意を払う中で培われてきた良き慣行だと思えてきます。
ところが、このところの大学野球の中継では、どうも主将の存在をメディアが軽視しているような、チームへの賞賛よりもヒーロー探しを優先しているような感じがしてなりません。
私個人としては、学生スポーツの基本に立ち返って、学生野球でも監督に続いて、チームの代表である主将にマイクを向けて欲しいのです。
プロではないのですから。
その試合で活躍したプレイヤー、言ってみればその試合のMVPへのインタビューは、三番手以降でいいじゃありませんか。
お堅いことをいうようですが、それが学生スポーツというものです。
放送時間に限りがあったとしても、その基本をもっと大切にしてもらえないものでしょうか。
もし、このブログをメディア関係の方がご覧になっていたら、こんな気持ちを抱くファンがいることも知っていただけたら幸いです。
さて、現行のMVP投票。
投票結果を見ていると、様々な投票スタンスがあって、実に面白いですね。
チームの勝敗に拘らず個人記録で優れる選手、優勝を左右する一戦の勝敗の分かれ目となる局面で貢献した選手、印象に残る新人選手、チームの勝敗に拘らず自分のひいきする選手…
現行の制度では、様々な基準に基づいて投票される方々が参加されていて、ざっくり言えば「この選手は良く頑張った」派と、「この選手に、頑張って欲しい」派に分類されるように思えます。
私は、どちらもファンの率直な気持ちの表現だと思いますし、その両面はどんなファンの心の中にも存在すると思います。
現行制度は、そのどちらの選択基準にも門戸を開いているのですから、様々なスタンスによる投票が混在するのは当然のこと。
そんなアバウトな制度であることを前提として、ワイワイガヤガヤと楽しめばよろしいかと思いますよ。
ちなみに、ヘソ曲がりの私はどうかと申しますと、いわゆるシーズンMVPは、常に優勝チームの主将だと勝手に思っています。
(;^_^A
これによって、より多くの方々に六大学野球を再認識していただけるようになり、ファンの一人として、心から感謝しております。
そのテレビ放送ですが、一つだけ、『あれっ、それでいいのかなぁ?』と感じている点があります。
試合終了後の勝利インタビューです。
大学ラグビー、高校野球などの中継では、勝利インタビューは、真っ先に監督、そして主将が受けるものと相場が決まっています。
『アマチュアのチャンピオン・スポーツでは、選手たちにとって勝利こそが唯一無二の栄光であって、勝利以外に報われるものはない』と私は考えています。
例えば、プロスポーツは、チームの負け試合でも一試合に三本ホームランを打てば給料が上がります。
しかし、アマのチャンピオン・スポーツの場合は、どんなビッグ・プレーを披露しようが、結果としてチームが勝負に負ければ悔し涙を流すしかありません。
こんな視点に立つと、ラグビーや高校野球で、まず監督と主将に勝利インタビューを行うのは、実はメディアが勝者に対して、すなわち見事に勝利した「チーム」に対して最大の敬意を払う中で培われてきた良き慣行だと思えてきます。
ところが、このところの大学野球の中継では、どうも主将の存在をメディアが軽視しているような、チームへの賞賛よりもヒーロー探しを優先しているような感じがしてなりません。
私個人としては、学生スポーツの基本に立ち返って、学生野球でも監督に続いて、チームの代表である主将にマイクを向けて欲しいのです。
プロではないのですから。
その試合で活躍したプレイヤー、言ってみればその試合のMVPへのインタビューは、三番手以降でいいじゃありませんか。
お堅いことをいうようですが、それが学生スポーツというものです。
放送時間に限りがあったとしても、その基本をもっと大切にしてもらえないものでしょうか。
もし、このブログをメディア関係の方がご覧になっていたら、こんな気持ちを抱くファンがいることも知っていただけたら幸いです。
さて、現行のMVP投票。
投票結果を見ていると、様々な投票スタンスがあって、実に面白いですね。
チームの勝敗に拘らず個人記録で優れる選手、優勝を左右する一戦の勝敗の分かれ目となる局面で貢献した選手、印象に残る新人選手、チームの勝敗に拘らず自分のひいきする選手…
現行の制度では、様々な基準に基づいて投票される方々が参加されていて、ざっくり言えば「この選手は良く頑張った」派と、「この選手に、頑張って欲しい」派に分類されるように思えます。
私は、どちらもファンの率直な気持ちの表現だと思いますし、その両面はどんなファンの心の中にも存在すると思います。
現行制度は、そのどちらの選択基準にも門戸を開いているのですから、様々なスタンスによる投票が混在するのは当然のこと。
そんなアバウトな制度であることを前提として、ワイワイガヤガヤと楽しめばよろしいかと思いますよ。
ちなみに、ヘソ曲がりの私はどうかと申しますと、いわゆるシーズンMVPは、常に優勝チームの主将だと勝手に思っています。
(;^_^A