外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見(6/27 )

2009-06-27 22:17:42 | 大学野球
今日の東伏見では、午前、午後ともに紅白戦が行われました。

リーグ戦期間中はサポートに回っている控え部員たちが、野球少年に戻って溌剌とプレーしました。
彼らがファインプレーや殊勲打で会心の笑顔を見せ、味方ベンチからやんやの喝采。
だから、私は紅白戦を観るのが大好きです。


紅白戦に出場した選手のうち、投手の顔ぶれをお知らせします。

大野(2年、静岡商業)
山田荘(1年、早大学院)
矢島(4年、早実)
塚田(2年、早実)
高屋敷(4年、早実)
池下(3年、大冠)
佐藤(4年、早大学院)
田中(1年、早実)
楠田(4年、岡山理大)
高橋英輝(4年、沼田)
米村(2年、筑紫丘)
小峠(4年、筑紫丘)
阿久根(1年、早実)
森(1年、浦和学院)
梶原(2年、松山東)
江村(2年、長岡)
福井(3年、済美)

また今日は、かつて科学研究班の敏腕スタッフだった永見くん(現在は早大大学院でスポーツ科学を研究中)がやってきました。
彼は高速度カメラをブルペンに持ち込んで、斎藤くんの投球を撮影していました。
斎藤くんのピッチングフォームを解析し、今後の練習メニューづくりの参考にするようです。

紅白戦終了後は、全員で外野ポール走を30本こなして今日の練習が終わりました。

明日の東伏見は、地元の野球少年たちを集めた野球教室が行われます。

最後に高校野球ファンの方々へのお知らせです。
明日の日曜日の午前9時から、早実と慶応高校の練習試合が南大沢で行われます。

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東大応援部(その2)

2009-06-27 08:19:23 | 大学野球
昨日の番組の内容を、私の記憶の範囲でお知らせします。

華やかな東京六大学野球に応援団は欠かせない存在。
東大応援部員は、殆ど勝つことのない母校のチームを応援するために、一般の学生とかけ離れた厳しい鍛練の日々に身を投じている。

学内で行われる練習は熾烈で、手のひらは裂け、練習中に卒倒する一年生もいる。

母校が負けると、その原因を自分達の応援が足らなかったのだと彼らは考え、神宮近くの公園で罰練を行い、次の機会への決意を再確認する。

そんなストイックな日々を送っているのだが、下級生部員の中には、ふっきれていない者もいる。

一般学生のクラスメートから、応援部で活動する意義を問われて返答に窮する、ある二年生部員。
彼は、高校時代、柔道部の厳しい練習に耐えられずに退部してしまったことを悔いているのだが、東大応援部員となった今も、どうも気持ちが整理できずに苦しんでいた。

そんな二年生の心の迷いを、四年生のリーダー長は見逃さなかった。

応援部にとって大切な行事である「六旗の下に」に向けた猛練習が始まり、体力のついていない一年生部員が練習中にフラフラになった。
しかし、その二年生部員は一年生を気にかける気持ちの余裕がなかった。

すかさず「一年生は、お前の背中を見てるんだぞ!」とリーダー長の厳しい叱責が飛んだ。
自分の弱い気持ちをズバリと指摘されて、顔色を失う二年生。

その後、二年生部員は一年生にも気を配りながら練習に取り組むようになった。

六旗が無事に終わった。
会場である日比谷公会堂の玄関脇に東大応援部が集合し、リーダー長から訓示があった。
「俺は未だ十分だと思っていない。しかし、お前たちは今日の気持ちを忘れずに、これからもやれ。」

全員で肩を組みながら部歌を斉唱。
その中に、応援部員としての手応えを感じて号泣している、あの二年生がいた。


Comments (2)
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