雨の休日という冴えない1日となってしまいました。
加えて、台風が北上していて、今後の進路によっては、週末の東京をかすめる可能性があるとの予報ですから、土曜日の早明一回戦にも影響が及びそうです。
さて、地名や駅名には、その土地の歴史を想像させるものが数多くあります。
例えば、○○沢という地名の新しい分譲地があったとしますと、「これは、湿地を埋め立てて造成した土地かも知れない。地盤は大丈夫なのかな?」と、ふと私は考えます。
あるいは、○○河原という地名に出会うと、「過去の大雨の時に、浸水したことがあるのではないか?」などと、あたかも不動産担保の実地調査しているような目線で周囲を見回してしまいます。
これは、長年、銀行マンとして融資業務に携わってきた私の習性といえるのかも知れません。
そんな私が妙に記憶に残っている、動物に絡んだ地名を、いくつかご紹介します。
まず、「野猿街道」
マイカーで東京・八王子に向かって走っている途中で、偶然通りかかりました。
この地名を目にした私は、思わず車の窓から周囲を見回してしまいましたけれど、もちろん、猿はいませんでした。
でも、この道を最初に通した頃には、野猿が時折顔を出すような山の中だったのかも知れないなあと、あれこれ想像を楽しみながら、ドライブを続けました。
(*^_^*)
次に、「熊の前小学校」
従兄弟の車で名古屋の郊外を走っていたら、この名前の学校を通り過ぎました。
とても熊が出てきそうな場所には見えませんでしたが、どのような由来のある校名なのでしょうか。
ともあれ、色々な想像を掻き立ててくれる、楽しい名前です。
3番目に「蛇窪信号所」です
ここは、私が通勤で利用しているJR横須賀線の西大井駅と品川駅の間にある分岐点。
同じ線路を走る湘南新宿ラインが、品川駅ではなく大崎駅に向かうために、途中から分岐していくポイントがあります。
周囲は、住宅が密集していますが、起伏に富んだ地形ですから、かつては、その名の通り、蛇が棲むような窪地もあったのだろうと想像できます。
このあたりは、戦後まで蛇窪という地名だったそうですが、区画整理が行われる際に、「山村辺ぴな土地を想像させるから」という理由で、別の地名に変えられてしまい、今は古くからの施設名にのみ残るそうです。
最後に、「蛇崩川」
蛇シリーズ第二弾は、私が育った東京都目黒区にある川で、中目黒駅の脇を流れる目黒川の支流の一つです。
川といっても、今は暗渠化されて緑道となっています。
「蛇崩」という地名には、土砂崩れの時に大蛇が出現したなどの様々な伝説があるそうで、不気味な印象を受ける方もいらっしゃるかも知れません。
でも、小学校時代に自転車でこのエリアも遊び回った私にとっては、懐かしい、親しみのある地名です。
もっとも、先の「蛇窪」と同様、この蛇崩という地名も消滅し、現在は交差点と河川の名前のみ残っています。
都会人には、「蛇」という言葉の響きが好まれないということでしょう。
昭和初期から最近までの蛇崩の街並みの移り変わりを撮った写真を紹介されているサイトがあります。
昭和38年に目黒区に引っ越してきた私にとって何とも懐かしい、当時の東京の住宅地の風景があります。
蛇崩写真館
加えて、台風が北上していて、今後の進路によっては、週末の東京をかすめる可能性があるとの予報ですから、土曜日の早明一回戦にも影響が及びそうです。
さて、地名や駅名には、その土地の歴史を想像させるものが数多くあります。
例えば、○○沢という地名の新しい分譲地があったとしますと、「これは、湿地を埋め立てて造成した土地かも知れない。地盤は大丈夫なのかな?」と、ふと私は考えます。
あるいは、○○河原という地名に出会うと、「過去の大雨の時に、浸水したことがあるのではないか?」などと、あたかも不動産担保の実地調査しているような目線で周囲を見回してしまいます。
これは、長年、銀行マンとして融資業務に携わってきた私の習性といえるのかも知れません。
そんな私が妙に記憶に残っている、動物に絡んだ地名を、いくつかご紹介します。
まず、「野猿街道」
マイカーで東京・八王子に向かって走っている途中で、偶然通りかかりました。
この地名を目にした私は、思わず車の窓から周囲を見回してしまいましたけれど、もちろん、猿はいませんでした。
でも、この道を最初に通した頃には、野猿が時折顔を出すような山の中だったのかも知れないなあと、あれこれ想像を楽しみながら、ドライブを続けました。
(*^_^*)
次に、「熊の前小学校」
従兄弟の車で名古屋の郊外を走っていたら、この名前の学校を通り過ぎました。
とても熊が出てきそうな場所には見えませんでしたが、どのような由来のある校名なのでしょうか。
ともあれ、色々な想像を掻き立ててくれる、楽しい名前です。
3番目に「蛇窪信号所」です
ここは、私が通勤で利用しているJR横須賀線の西大井駅と品川駅の間にある分岐点。
同じ線路を走る湘南新宿ラインが、品川駅ではなく大崎駅に向かうために、途中から分岐していくポイントがあります。
周囲は、住宅が密集していますが、起伏に富んだ地形ですから、かつては、その名の通り、蛇が棲むような窪地もあったのだろうと想像できます。
このあたりは、戦後まで蛇窪という地名だったそうですが、区画整理が行われる際に、「山村辺ぴな土地を想像させるから」という理由で、別の地名に変えられてしまい、今は古くからの施設名にのみ残るそうです。
最後に、「蛇崩川」
蛇シリーズ第二弾は、私が育った東京都目黒区にある川で、中目黒駅の脇を流れる目黒川の支流の一つです。
川といっても、今は暗渠化されて緑道となっています。
「蛇崩」という地名には、土砂崩れの時に大蛇が出現したなどの様々な伝説があるそうで、不気味な印象を受ける方もいらっしゃるかも知れません。
でも、小学校時代に自転車でこのエリアも遊び回った私にとっては、懐かしい、親しみのある地名です。
もっとも、先の「蛇窪」と同様、この蛇崩という地名も消滅し、現在は交差点と河川の名前のみ残っています。
都会人には、「蛇」という言葉の響きが好まれないということでしょう。
昭和初期から最近までの蛇崩の街並みの移り変わりを撮った写真を紹介されているサイトがあります。
昭和38年に目黒区に引っ越してきた私にとって何とも懐かしい、当時の東京の住宅地の風景があります。
蛇崩写真館