外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

燃えよ神宮球場

2010-09-24 18:15:24 | 大学野球
「地名」に関する昨日の記事の延長線上の話題をもう1つ。

地下鉄・外苑前から神宮球場に向かって、すぐ左手にある猪瀬酒店の角から原宿方向に抜けていく路地には、「キラー通り」という名前がついています。

以前から、この通りの名前の由来を知りたかったのですが、やっと判りました。
なんと、ファッション・デザイナーのコシノジュンコさんが、勝手に名付けて、そのまま定着してしまったものでした。

欧米では、小さな路地にも、「○○ストリート」「○○ブルバード」などと名前が付いていることが多いことをヒントに、かつて青山にブティックを構えていたコシノさんが、ちょっと悪ノリな発想で名付けたとのこと。

お役所が考えたものとは思えない「キラー通り」という響きの謎が、やっと解けました。
さすが、シノジュンコさんならではのネーミングと、納得です。


さて、明日から予定される早明戦。
いつのシーズンも常に明治は優勝の前に立ちはだかる難敵です。
だからこそ、明治から勝ち点をあげることには大変な価値があります。
何が何でも難敵・明治を倒して、優勝争いの先頭に立ちましょう。

激戦を勝ち抜いて、晴れやかに斎藤主将が賜杯を受け取る姿を、想像してみてください。
そして、夕暮れの神宮球場で「早稲田の栄光」を歌う感激を想像してみてください。
きっと、体の中の応援パワーが、沸騰してくると思います。

選手、学生応援団、そしてファンが早稲田パワーを結集し、神宮球場を燃え上がらせましょう。
(冒頭の写真は、1978年秋に完全優勝を果たし賜杯を受け取る、同期の誇り・中屋主将)

ところで、神宮球場が竣工してから84年経過しています。
しかし、鉄筋が極めて頑丈なので、部分的な補修・補強を行なって行けば、当分は大丈夫のようです。
ちなみに、神宮外苑の敷地内は3階以上の建造物が禁じられており、加えて、現在の球場敷地の直径が200mに満たないため、ドーム球場を現在地に建築することはできないそうです。

「神宮がドーム球場になれば、天候に日程が左右されずに済むのに」と考えたことのある六大学野球ファンは少なくないと思いますが、ドーム球場化は簡単ではなさそうですね。

なお、もしドーム球場が建設できることになったとしても、開閉式の天井にしてもらわないと。
「紺碧の空」が歌えなくなりますからね
(^^)v

話題は変わりますが、ネット裏の観客席は、私が小学校六年生だった1967年(昭和42年)までは、現在より後ろに5列分ぐらい下がったラインまでしかなくて、記者席が露出する構造でした。


観客席数を増やそうと大改装された後は、記者席は客席の床下に。


実は私、報道関係者ではないにも関わらず、ある野球部ご長老に随行して、この記者席から野球観戦したという貴重な経験があります。
晩秋の神宮野球大会でした。

もちろん、周りの席は、新聞記者やテレビ局関係者の方ばかり。
暫らくすると、私を連れ来て下さったご長老が席を外されてしまったために、私一人がポツンと取り残されることに。
記者の皆さんは互いに顔見知りで、私だけが間違いなく浮いた存在でした。

その時に記者席にいた報道関係者の中で、一人だけ面識のあったのが六車護さん(むぐるま・まもる。高松一高-早大-毎日新聞社。昭和39年入学。野球部OBで、林田さん、三輪田さんらと同期)

六車さんが、一人取り残された異分子の私の存在に気がつき、「銀行員のキミが、なぜ此処にいるの?」という怪訝な表情で、遠くからチラチラと私の方をご覧になるので、その視線が気になって、せっかくの機会なのに、私はちっとも野球観戦を楽しむことができませんでした。
(T_T)
Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする