外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

慶応が緒戦突破

2011-06-08 20:22:36 | 大学野球
いよいよ始まった大学選手権。
東京六大学の盟友・慶応義塾大学が5対2で緒戦を突破し、準々決勝に駒を進めました。

今日は、オフ会仲間のmytochigiotokoさんが、逐次、速報メールをくださったので、仕事を処理しつつも、気持ちは神宮球場にありました。
(*^_^*)
------------

江藤監督は、昨年秋から「2011年度の慶應は、最強チームになる」と予言されていました。
そのお言葉どおり、春季リーグ戦で完全優勝を達成した慶應。

投打の主力に役者が揃い、学生野球としては理想的なチームになっていると思います。

不確実性のある野球という競技の特性を考えると軽々な予想はできませんが、慶応には頂点を目指す地力があると私は思います。

また、「自分たちが春秋に勝ち点を取ったチーム(早稲田)が、日本一になってしまった」という悔しさも、慶応にあるはずです。

慶應が日本一になってくれることで、六大学各校も「大学日本一」が視界に入ってくるはず。
慶應の快進撃を、六大学ファン全員で期待いたしましょう。

ガンバレ慶應!
--------

競走部ウェブサイトの部員名簿に、一年生全員が「部員」として掲載されました。
顔写真と競技記録も載っています。
リンク

高い目標と希望を抱いている若者たちは、いつの時代も、実に良い表情をしていますよ。

ぜひウェブサイトを訪問して、眩しいくらいの彼らの表情を見ていただくとともに、高校時代から注目している選手、あるいは同郷・同窓の選手がいるか等々、チェックしてみてください。
--------------

ところで、中央リニア新幹線の途中駅となる予定の橋本駅(神奈川県相模原市)の建設費が、約2200億円に達するという報道がありました。
地下駅にするために、巨額の建設費が必要になるのだそうです。

神奈川県で、横浜市、川崎市に続く三つ目の政令指定都市となった相模原市。
リニア新幹線の新駅は、地元の方々が長年に渡って要望してきたものです。

しかし、この2200億円という建設費は、新駅を希望する地元の負担だと、JR東海は説明しています。

市民税の年間税収が1000億円強という相模原市。
新駅建設費の金額を聞いた市職員は、「天文学的な数字」だと、狼狽してコメントしてます。

-------

正直なところ、神奈川県に住む大半の人間にとって、最寄り駅から橋本駅に移動するよりも、リニア新幹線の起点である品川駅、あるいは東海道新幹線の新横浜駅か小田原駅に移動する方が早くて便利。
むしろ、吉祥寺駅以西にお住まいの東京都民の方々が、新駅のメリットを享受できるような気がします。

また、リニア新幹線は、東海道新幹線のバイパスとして計画されたものであって、沿線の振興を目的としたものではありません。
------

このような現実を踏まえると、必ずしも大きな経済効果が見込めない途中駅に対して巨額な建設費を負担することに神奈川県の納税者の理解が得られるものかどうか。

医療や福祉の予算を大幅に削ってでも必要なリニア新幹線の新駅なのか。

むしろ、在来線やバス路線の維持が地域社会には優先されるべき課題ではないか。
リニア新幹線の新駅を建設した財政負担のために、既存の公共交通を維持できなくなってしまうような懸念はないのか。
-------

神奈川県はもちろん、長野県や岐阜県の納税者たちは、白紙から冷静に考えるべき時期だと私は思うのです。

相模原市が単独で負担できるレベルを遥かに超える金額だけに、まずは新しく神奈川県知事となったばかりの黒岩さんが、どのように対応されていくのか注目したいと思います。


Comment (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする