外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

週べ今週号

2011-08-16 21:20:16 | 大学野球
銀行のリスク管理部門に所属している私は、滅多にお客様に直接お会いすることはありません。

今日は、その滅多にない面談がありました。
後向きの用件のために香港から社長さんをお呼びしただけに、事前準備~条件交渉~報告書作成と続く一連の作業は、実に骨の折れるものでした。
(><)
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疲れ果てた私は、ちょっと早めの午後7時過ぎにオフィスを出ました。

路上に出て気がついたことは、日の落ちる時刻が確実に早くなっていることです。

少し前までは、午後8時近くまで明るかったように思います。
終わりの見えないような猛暑が続いていますが、入道雲の向こう側から、秋が忍び足で近づいていることを風景の変化から感じる夕暮れでした。

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週刊ベースボール今週号では、何を差し置いても、江尻慎太郎くん(仙台二高-早大-日本ハム・横浜)の、4ページにわたるロングインタビューをお読みください。

快速球を武器に自由枠でプロ入りしてから、苦労と工夫を重ねて、サイドスロー投手としてオールスター戦への出場を果たした江尻くん。


「10年間かけて、ようやく自分の力量と対等に向き合うことができた」
「僕の投球だけで、仙台とか被災地の方々に勇気が与えられるわけがない。そんな簡単なものじゃないでしょ?僕ができることは、与えられた素晴らしい仕事に感謝して、マウンドを大切にすることだけですよ」
「今年の結果は、僕の打たせた球を皆が守ってくれているだけ。周りには本当に感謝しないと」

江尻くんの言葉には、数多くの苦難を乗り越えてきた選手だけが語ることのできる重みがあります。
福井・斎藤・大石のルーキー三羽烏たちも、この先輩の心境に至るまで、努力に努力を重ねてもらいたいです。
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もう1つ、見逃せないページが、杉浦忠さんに関する記事です。

立教大学から南海ホークスに入団して二年目の昭和34年(1959年)。
杉浦さんは、年間371イニング(!!)を投げて、38勝4敗、防御率1.40という、とてつもない成績を残しました。

あと10年早く生まれていたら、長嶋・杉浦・本屋敷の立教黄金時代をリアルタイムで観戦できた計算になりますが、こればかりは仕方がありません。

ところで、杉浦さんの隣にいる村山実さんは、関大からプロ入りしたばかりのルーキー。
市川雷蔵さんのような男っぷりですねぇ。
Comments (3)
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